ノスタルジックで甘やか! アイスランドの注目インディーズユニット・bagdad brothers

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。音楽プロデューサー、CD・レコードショップのバイヤー、ライブハウスのスタッフ、音楽評論家、海外在住の音楽ライターなどなど、さまざまなジャンルの音楽好きが日替わりでヤバい音を紹介する「GEEK OUT」のコーナー。

6月5日(水)は、アリヨス・エンタテイメント代表の小倉 悠加さんが登場。ビョークやシガー・ロスを産んだ国、アイスランドの音楽シーンについて話を聞くとともに、オススメのアーティストを紹介してくれました。


■女性が活躍するアイスランドの音楽シーン

2003年頃からアイスランドに縁があったという小倉さん。日本とアイスランドの行き来を繰り返すうちに、静かで爽やかな街並みと、アイスランドの音楽シーンに惹かれ、アイスランドに移住しました。そんなアイスランドの音楽シーンとはどんなものなのでしょうか。

小倉:今はヒップホップが一番若者に人気があり、その中でも女性がすごい活躍しています。特にRVKDTR(レイキャヴィークルダエトゥール)という、日本語で「レイキャヴィークの娘たち」という意味の女性グループがいて、とても活躍してます。16名の女性で歌って踊るので、ものすごい迫力なんですよ。
あっこゴリラ:そりゃすごいでしょうね!
小倉:歌ってる歌詞も男の人に対しての厳しい言葉だったり政治的なことを言っていて、歯に衣着せぬ、みたいなことを言う集団なんです。
あっこゴリラ:ラッパーは社会の鏡ですからね。いいと思います! インディーズシーンでも面白いものがあるんですよね?
小倉:インディーズシーンで私が一番注目しているのは、Post-Dreifingという、レーベルでもある集団がとても活躍しています。
あっこゴリラ:へぇー!
小倉:Post-Dreifingはとても有機的な集団で、若者に今人気があります。Hip Hopは悪くないけど言葉がわからないんです。インディーズで自分たちで作った音、みたいなのが私は好きなのでPost-Dreifingのバンドがとても好きです。


■メンバーの数がライブ毎に変わる! bagdad brothers

小倉さんのオススメは、Post-Dreifingに所属しているユニット、 bagdad brothers。現在人気急上昇中で、今年の夏は一ヶ月半のアメリカツアーを予定しています。

小倉:基本的には2人組のユニットですが、ステージのキャパや条件次第で、バックの人数が3人、5人、7人と毎回違うのでかなり楽しくて賑やかです。
あっこゴリラ:私とスタイル一緒です! 私も基本的には2人で、キャパや条件が伴えば人数多くなるっていうやり方でやってます。
小倉:そうなんですね! 

番組内ではbagdad brothers『Malar Í Kassanum』をオンエアしました。

小倉:ノスタルジックで甘やかなんですけど、ライブは楽しくてノリノリになるんですよ。
あっこゴリラ:ライブが気になるほんとに! 人数でノリも変わってくるでしょうし、リスナーの皆さんもYouTubeなどでチェックしてみて下さい。


小倉さんが新しく立ち上げたサイトIcelandGuide.netでは、アイスランドでの日常や音楽情報などを日々更新しています。ぜひチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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