アジカンは楽器を始めて3ヶ月で結成された! ブレイクまでの軌跡【特集】

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、様々な旬のトピックを週替わりで4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONをクローズアップ。初回となる5月6日(月・祝)のオンエアでは、結成からブレイクまでの軌跡に迫りました。


■楽器を初めて3ヶ月で結成

ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、1996年、横浜にある関東学院大学の音楽サークルで結成。メンバーは後藤正文(Vo./Gt.)、山田貴洋(Vo./Ba.)、喜多建介(Gt./Vo.)、伊地知潔(Dr.)。ドラムの伊地知さん以外は、バンド結成の3ヶ月前に楽器を始めたばかりで、初めて組んだバンドがASIAN KUNG-FU GENERATIONでした。バンドは、全英語詞によるオリジナル曲で、地元横浜を中心にライブを行っていきました。

大学卒業後もそれぞれが会社員として働きながらバンド活動を継続し、自主制作で2枚のアルバムをリリース。渋谷、下北沢、吉祥寺などで精力的なライブ活動を続け、2002年11月、初の正式な音源となるミニアルバム『崩壊アンプリファー』をリリース。収録曲『遥か彼方』がアニメ『NARUTO -ナルト-』のオープニングテーマに決定します。

そして2003年、ミニアルバム『崩壊アンプリファー』がキューンレコードから異例の再リリースとなり、メジャーデビューを果たしました。


■21世紀型の若者の音楽を提示したバンド

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの人気を不動のものにした楽曲が、2004年にリリースされた5枚目のシングル『リライト』。この曲を収録したセカンドアルバム『ソルファ』は、オリコン初登場1位を獲得。このアルバムは、バンド結成20周年を迎えた2016年に、再レコーディング版をリリースしたことでも話題になりました。

2000年代初頭、BLANKEY JET CITY、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、NUMBER GIRLといった一つの時代を築き上げた数々のバンドが解散。そのバトンを引き継ぐかのようにデビューしたのがASIAN KUNG-FU GENERATIONでした。海外のオルタナティブミュージックを昇華したギターサウンドに、青春文学のような日本語の歌詞。21世紀型の新しい若者の音楽を提示したバンドといえます。

2003年からは、ロックフェス「NANO-MUGEN FES」を主催するなど、シーンを牽引する存在として国内外で活躍。昨年12月にリリースされた『ホームタウン』まで9枚のオリジナルアルバムと、2枚のベストアルバムを発表しました。

【2日目】アジカン・後藤が語る! 歌詞を英語から日本語に変えたきっかけとは?

この記事の放送回をradikoで聴く
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時ー24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic

関連記事