J-WAVEで放送中の番組『THE KINGS PLACE』(水曜担当ナビゲーター:never young beach)。1月23日(水)のオンエアでは、ドラムの鈴木健人がソロでお届け! この日はD.A.N.のベース、市川仁也さんをゲストにお迎えしました。
市川さんは、ネバヤンのボーカル・安部勇磨と昔から仲が良く、公私ともにネバヤンと付き合いがあります。そのため鈴木は、市川さんを「ネバヤンのライブやレコーディングなど、いちばんバンドを外から見てくれている人」と紹介します。
オンエアでは、早速ふたりが、リスナーから届いた次のメッセージに答えました。
「ネバヤンのライブに行くと、特にいろいろなノリの人がいますが、鈴木さんはどんなノリで楽しんでいる人が好きですか?」
鈴木:やっぱ明るい人がいいかなと思いますね。もちろんお酒を片手にゆらゆらしている人もいいんだけど、たまにバカみたいに男の人がめっちゃ拳を突き上げていたりするの。そういう人を見るとやっぱり、自分的にはグッときてしまうかな。
市川:楽しそうにしてくれてるほうがやっぱり嬉しいね。
鈴木:仁也はよくライブを観に来てくれてるけど、ネバヤンってどういう人が多いと思います?
市川:いろんなバンドとか、最近の若手の人のライブとかを観たりしても盛り上がったりするけど、ネバヤンの盛り上がり方はまた特殊で。
鈴木:ほう。
市川:単純に「カッコいい!」とかっていうよりは、お客さんとの距離も近いし、みんなが楽しそうで。なんだろう、お笑い番組を見てるみたいな(笑)。
鈴木:お笑い番組(笑)?
「お笑い番組」というのは、良い意味だという市川さん。お客さんが、演奏しているメンバーを観て楽しい気持ちになっている様子を見ると、市川さんは「グッとくる」と話しました。これには「聴いててわかると思うけど、仁也ってほんとに優しい男なんです」と照れる鈴木。盛り上がってモッシュやダイブがあったとしても、それが雰囲気を壊してしまうこともあるため、騒げばいいというわけではありません。鈴木は「楽しんでいる顔が多いと嬉しい」と改めて話しました。
■演奏でミスをしたときの立ち直り方
さらに番組後半では、メッセージをくれたリスナーの今後を左右するかもしれない、重要なメッセージに答えました。
「大晦日に初めてコピーバンドを組んでライブをしました。ですが、緊張でベースソロのところで頭が真っ白になってしまい、曲が止まってしまいました。メンバーにも申し訳ない気持ちで、ショックでいまだに立ち直れません。楽器を持つと思い出して悲しくなります」
気持ちの切り替え方を教えて欲しいというリスナー。これに「ここで何を言うかによって、今後、楽器を続けてくれるかどうかが、かかってますね」と、気を引き締める市川さん。
鈴木:ミスが多いでおなじみなんだけど、俺は(笑)。
市川:噂はね、聞きますよ(笑)。
鈴木:ライブでは奇跡的にあんまりないけど、練習だとスティックをよく落としちゃって。最近、サポートギターでneco眠るの森(雄大)さんに演っていただいたりしてるんだけど。森さんを含めた5人で練習に入ったときに、「あれやなぁ。よぉ、スティック落とすコやなぁ」って言われて(笑)。「すいません!」とか言って。
ミスをしたことにいちばん最初に気づくのは自分ですが、そのときに「何食わぬ顔で止めないのが大事」と話す鈴木。その後、気持ちが沈んでも、なるべく思い出さないようにしているそう。一方で市川さんは、自分でもミスは少ないほうだと言います。
市川:たまに「1コ音はずした!」とかあるけども、まぁ何食わぬ顔で(笑)。
鈴木:そうなるよね(笑)。
市川:たとえば構成とか間違えて、ひとりだけ次のセクションに入っちゃったとか、フレーズを間違えたっていう場合は、その場でアレンジじゃないけど、「もともとこういうアレンジだったんですよ」くらいの感じで(笑)。セッションみたいに演っちゃうパターンもあるし。
しかし、それはライブでミスを重ねてついてくる技術だと市川さん。いまだにライブ前は緊張するという鈴木は、あえて自分で周りに「緊張しまくってる」と言うようにしているそうです。
鈴木:それまでは緊張を自分の中で押し殺してた。それが結果、ステージに上がったときに出てしまうことが多かったんだけども、あらかじめ「緊張してる」って言いまくることで、その緊張状態を自分に慣らすようにしてて。
市川さんは「前日からたくさん緊張しておいて、当日はスッキリした状態で挑む」とアドバイスも送りました。ここで鈴木は、逆にメンバーがミスをしたら楽しいと明かします。
鈴木:自分の身に降りかからなかったミスって、意外と「おもしろい」が勝っちゃうんだよね。意外と周りの人はミスを気にしてないかもしれないから、自分だけが沈むよりは、そのミスを笑いに変える(笑)。
市川:そうだよね、「やっちゃった(笑)」っていう。
鈴木:謝る人にだけ謝って(笑)。基本は堂々としてるのが大事だと思いますね。
ネバヤンのベース・巽啓伍はZOMBIE-CHANGのサポートで演奏をミスしたときに、「すいません! もう一回やらせてもらっていいですか!」とお客さんに宣言したこともあるのだとか。それくらいの開き直りが大事だともアドバイスしました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/
市川さんは、ネバヤンのボーカル・安部勇磨と昔から仲が良く、公私ともにネバヤンと付き合いがあります。そのため鈴木は、市川さんを「ネバヤンのライブやレコーディングなど、いちばんバンドを外から見てくれている人」と紹介します。
オンエアでは、早速ふたりが、リスナーから届いた次のメッセージに答えました。
「ネバヤンのライブに行くと、特にいろいろなノリの人がいますが、鈴木さんはどんなノリで楽しんでいる人が好きですか?」
鈴木:やっぱ明るい人がいいかなと思いますね。もちろんお酒を片手にゆらゆらしている人もいいんだけど、たまにバカみたいに男の人がめっちゃ拳を突き上げていたりするの。そういう人を見るとやっぱり、自分的にはグッときてしまうかな。
市川:楽しそうにしてくれてるほうがやっぱり嬉しいね。
鈴木:仁也はよくライブを観に来てくれてるけど、ネバヤンってどういう人が多いと思います?
市川:いろんなバンドとか、最近の若手の人のライブとかを観たりしても盛り上がったりするけど、ネバヤンの盛り上がり方はまた特殊で。
鈴木:ほう。
市川:単純に「カッコいい!」とかっていうよりは、お客さんとの距離も近いし、みんなが楽しそうで。なんだろう、お笑い番組を見てるみたいな(笑)。
鈴木:お笑い番組(笑)?
「お笑い番組」というのは、良い意味だという市川さん。お客さんが、演奏しているメンバーを観て楽しい気持ちになっている様子を見ると、市川さんは「グッとくる」と話しました。これには「聴いててわかると思うけど、仁也ってほんとに優しい男なんです」と照れる鈴木。盛り上がってモッシュやダイブがあったとしても、それが雰囲気を壊してしまうこともあるため、騒げばいいというわけではありません。鈴木は「楽しんでいる顔が多いと嬉しい」と改めて話しました。
■演奏でミスをしたときの立ち直り方
さらに番組後半では、メッセージをくれたリスナーの今後を左右するかもしれない、重要なメッセージに答えました。
「大晦日に初めてコピーバンドを組んでライブをしました。ですが、緊張でベースソロのところで頭が真っ白になってしまい、曲が止まってしまいました。メンバーにも申し訳ない気持ちで、ショックでいまだに立ち直れません。楽器を持つと思い出して悲しくなります」
気持ちの切り替え方を教えて欲しいというリスナー。これに「ここで何を言うかによって、今後、楽器を続けてくれるかどうかが、かかってますね」と、気を引き締める市川さん。
鈴木:ミスが多いでおなじみなんだけど、俺は(笑)。
市川:噂はね、聞きますよ(笑)。
鈴木:ライブでは奇跡的にあんまりないけど、練習だとスティックをよく落としちゃって。最近、サポートギターでneco眠るの森(雄大)さんに演っていただいたりしてるんだけど。森さんを含めた5人で練習に入ったときに、「あれやなぁ。よぉ、スティック落とすコやなぁ」って言われて(笑)。「すいません!」とか言って。
ミスをしたことにいちばん最初に気づくのは自分ですが、そのときに「何食わぬ顔で止めないのが大事」と話す鈴木。その後、気持ちが沈んでも、なるべく思い出さないようにしているそう。一方で市川さんは、自分でもミスは少ないほうだと言います。
市川:たまに「1コ音はずした!」とかあるけども、まぁ何食わぬ顔で(笑)。
鈴木:そうなるよね(笑)。
市川:たとえば構成とか間違えて、ひとりだけ次のセクションに入っちゃったとか、フレーズを間違えたっていう場合は、その場でアレンジじゃないけど、「もともとこういうアレンジだったんですよ」くらいの感じで(笑)。セッションみたいに演っちゃうパターンもあるし。
しかし、それはライブでミスを重ねてついてくる技術だと市川さん。いまだにライブ前は緊張するという鈴木は、あえて自分で周りに「緊張しまくってる」と言うようにしているそうです。
鈴木:それまでは緊張を自分の中で押し殺してた。それが結果、ステージに上がったときに出てしまうことが多かったんだけども、あらかじめ「緊張してる」って言いまくることで、その緊張状態を自分に慣らすようにしてて。
市川さんは「前日からたくさん緊張しておいて、当日はスッキリした状態で挑む」とアドバイスも送りました。ここで鈴木は、逆にメンバーがミスをしたら楽しいと明かします。
鈴木:自分の身に降りかからなかったミスって、意外と「おもしろい」が勝っちゃうんだよね。意外と周りの人はミスを気にしてないかもしれないから、自分だけが沈むよりは、そのミスを笑いに変える(笑)。
市川:そうだよね、「やっちゃった(笑)」っていう。
鈴木:謝る人にだけ謝って(笑)。基本は堂々としてるのが大事だと思いますね。
ネバヤンのベース・巽啓伍はZOMBIE-CHANGのサポートで演奏をミスしたときに、「すいません! もう一回やらせてもらっていいですか!」とお客さんに宣言したこともあるのだとか。それくらいの開き直りが大事だともアドバイスしました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ『radiko.jpプレミアム』(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は『radiko.jpタイムフリー』機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『THE KINGS PLACE』
放送日時:月・火・水・木曜 25時-26時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/kingsplace/