J-WAVEで1月14日(月・祝)にオンエアされた特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL TSUCHIYA presents LEARN FOR LIFE IN HONG KONG』(ナビゲーター:小山薫堂・クリス智子)。香港のスタジオから9時間にわたり、「未来の教育」をテーマにお届け。番組では、中川翔子さんを「香港案内人」として迎え、香港のさまざまな魅力、最新情報をお届けしました。
■中川翔子の香港愛
スタジオに来た中川さんは、さっそく「こんにちは、中川翔子です。みなさんに会えてうれしいです。ブルース・リーが好きです」と広東語で挨拶。
中川:骨の髄まで香港が大好きなので、今日は夢のようです。
小山:事前打ち合わせのときに、香港愛がすごく伝わってきました。
中川:永住権がほしいです!
小山:ずっと言ってたね(笑)。
中川:でも聞いたところによると、こっちで7年以上仕事をしなきゃいけないんです。または、こっちで旦那さまを見つけるか。それは諦めてないです。
小山:だから今日の企画は、中川さんが香港で旦那さんを探す企画に変えようかって言ってたぐらいだよ。
中川:今日で見つかったらすごいですよね。
クリス:じゃあサブテーマということで(笑)。
中川さんが、こんなに香港の魅力にとりつかれたのは、なにがきっかけだったのでしょうか?
中川:初めて香港に来たのは13歳のときです。そのあと、ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画など、香港映画にハマりました。風水を大事にしている香港は、ビルの上にドラゴンがとおる穴を空けていたりして、落ち込んでいても来るたびにドラゴンパワーですごく元気になれるんです。なんといっても食べることが大好きなので、香港は美食の街ですよね。「香港に来ればなんとかなる」っていつも思います。
さらに、「16歳の誕生日に、落ち込んでいた私をジャッキー・チェンさんがやっているレストランに、母が連れていってくれたんです」と中川さん。そこで感動的な体験をします。
中川:偶然、ななめ前にジャッキーさんが座っていたんです。でも「こんな気持ち悪いオタクが食事中に話しかけたらかわいそう」と思って黙って泣いていたら、ジャッキーさんが「どうしたの? 日本から来たの? 食べなさい。僕がもう払ったから」って言ってくださいました。そのとき、ジャッキーさんは足が折れていたのに、歩いてきてくれました。こんな“生き神様”が生まれたのも香港なんだと思ったら、ますます好きになりました。その後、ジャッキーさんに直接「ありがとう」って言える人になりたくて、ジャッキー・チェンの事務所に入ったんですけど、仕事がなくてクビになりました(笑)。でも8年越しに、ジャッキーさんとCMで共演できました。本当に、人生のターニングポイントが香港なんです。今日ここに座っていられるのも香港があったおかげ。愛と感謝がいっぱいです。
■中川翔子が香港で必ず買うもの、食べるもの
そんな中川さんが、香港に来ると必ず行うのは、「ブルース・リーの銅像に挨拶に行くこと」だそう。
中川:2018年に有吉弘行さんの番組で、3時間だけ香港に来るというすごい仕事がありました。それでもダッシュで会いに行きました。今回も事前に会いに行ったんですけど、ちょうど工事中で撤去されてて。「ブルース・リーいない!」と思って探していたら「あっちにいるよ」って教えてもらったので見に行ったら、布でグルグル巻きにされてました。逆にかわいいと思って、日本のブルース・リーファンにいっぱい教えました。
続いて、香港で必ず買うものを訊きました。
中川:ザ・ペニンシュラ香港のなかにある「TANGS」っていうハンコ屋さんで、カラフルな石を自分で選んで、オリジナルのハンコを作ります。実印以外にも、イラストやひらがななど、なんでも対応してくれます。「あさって帰る」って言ったら部屋に届けてくれたり、日本にも届けてくれます。
さらに、小山からの「おいしいものは?」という質問に、以下のように答えました。
中川:おすすめなのは、ブルース・リーの映画『死亡遊戯』の聖地にもなっている、ボスのアジトだった『南北樓(ザ レッドペッパー レストラン)』。ボスが屋上から看板に落ちたところです。鉄板で調理してくれるエビチリが、めちゃくちゃおいしいんですよ! 揚げパンとコンデンスミルクを食べたり、麻婆茄子もおいしいです。
■香港の「中野ブロードウェイ」
ここからは、中川さんにはスタジオを飛び出して、香港の街をレポートしてもらいます。
【街レポ(信和中心):オンエアを聴く】
中川:香港の「中野ブロードウェイ」といわれる「信和中心(Sino Centre)」に来ています。日本のアニメグッズ、オタクグッズ、アイドル雑誌、フィギュア、トレーディングカードなどがいっぱい集まっています。日本の文化を愛してくれているんだなと感じます。ほしいものがいっぱいあって興奮しています。
小山:日本で買えないようなものもあるんですか?
中川:日本で手に入りづらくなった、ちょっと古いものが多いです。あとは香港でのパロディグッズ。日本人がここに来ると、なんだか懐かしい気持ちになっておもしろいんじゃないかなと思います。アメコミグッズや香港の地名の看板なんかもありますね。
クリス:看板とかいいですね! 私、そういうの好きです。
中川:映して大丈夫か心配になるものもありますけど……。サブカルチャー文化も香港に根付いているみたいですね。
次に向かったのは、『糖朝(The Sweet Dynasty)』。
【街レポ(糖朝):オンエアを聴く】
小山:日本にも『糖朝』はありますけど違うんですか?
中川:全然違うんですよ! 香港の『糖朝』は着席して1分くらいで頼んだ料理がバンバン来ます。メイン、飲茶、デザートなど、メニューがとても分厚くて、数百種類もそろっています。ジャッキー・チェンが『糖朝』に来ると必ず食べるという伝説の「麻辣燙(マーラータン)」も、3分くらいで到着しました。私の目の前には今、香港の素晴らしい料理がそろっています。なかでも私がおすすめしたいのは、「ストロベリースペアリブ」です。
クリス:え? ストロベリーとスペアリブ?
中川:はい。酢豚に入っているパイナップルが許せないという人でも、きっと「ストロベリースペアリブ」だったら大好きになります。甘くってコク深くてジューシーで、かぶりついて食べると夢と幸せと天国が見えます。タレは甘辛いです。もう病みつきです。スペアリブも大きくて、持ち上げると左手を骨折しそうなくらいです。
クリス:そんなに(笑)。
■面白い体験がまだまだある!
最後はスタジオに戻ってきた中川さん。今回のおでかけを振り返りました。
【オンエアを聴く】
中川:すごく充実していました。『糖朝』で食事したあとに、黄大仙(ウォンタイシン)という縁結びの神様がいる、すごく有名なパワースポットに行ってきました。改めて、美食だしパワーが出るし、元気になる街だと感じました。何回も来ているのに、ますます大好きになったので、来たことがない人に来たいなと思っていただけたらうれしいです。
クリス:1回や2回じゃ足りないですね。
中川:香港のみなさんはすごく優しいですし、レストランではけっこう日本語が通じます。あと、数十回来ている私でも、初めて「臭豆腐」を食べました。まだにおいが鼻の中に残っている感じです。面白い体験がまだまだありますね。香港はどこで写真を撮っても映えるので、生きた証を撮るのに最高だなと感じました。20時ころになるとビルがレーザーを飛ばして、夜景がすごくきれいになります。ビル同士は違う会社なのに、イルミネーションのために協力してレーザーショーをするって、すごく素敵ですよね。日本もそうなればいいなと思います。旧正月も盛り上がると思いますので、必見です。
クリス:完全に香港の方ですね。
小山:永住はできそうですか?
中川:永住権、今日は見つからなかったです(笑)。
チャイナ服ふうの赤いワンピースで香港を巡った中川さん。写真は番組公式ページに載っていますので、ぜひご覧ください。
さらに、中川さんは3月24日(日)に香港で行われるライブ「MacPherson Stadium Festival presents ROCK ON JAPAN 2019」に出演。5月5日(日)には豊洲PITでBIRTHDAY LIVEも決定しています。ぜひチェックしてみてください。
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【番組情報】
番組名:特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL TSUCHIYA presents LEARN FOR LIFE IN HONG KONG』
放送日時:1月14日(月・祝)9時-17時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/holiday/20190114/
■中川翔子の香港愛
スタジオに来た中川さんは、さっそく「こんにちは、中川翔子です。みなさんに会えてうれしいです。ブルース・リーが好きです」と広東語で挨拶。
中川:骨の髄まで香港が大好きなので、今日は夢のようです。
小山:事前打ち合わせのときに、香港愛がすごく伝わってきました。
中川:永住権がほしいです!
小山:ずっと言ってたね(笑)。
中川:でも聞いたところによると、こっちで7年以上仕事をしなきゃいけないんです。または、こっちで旦那さまを見つけるか。それは諦めてないです。
小山:だから今日の企画は、中川さんが香港で旦那さんを探す企画に変えようかって言ってたぐらいだよ。
中川:今日で見つかったらすごいですよね。
クリス:じゃあサブテーマということで(笑)。
中川さんが、こんなに香港の魅力にとりつかれたのは、なにがきっかけだったのでしょうか?
中川:初めて香港に来たのは13歳のときです。そのあと、ブルース・リーやジャッキー・チェンの映画など、香港映画にハマりました。風水を大事にしている香港は、ビルの上にドラゴンがとおる穴を空けていたりして、落ち込んでいても来るたびにドラゴンパワーですごく元気になれるんです。なんといっても食べることが大好きなので、香港は美食の街ですよね。「香港に来ればなんとかなる」っていつも思います。
さらに、「16歳の誕生日に、落ち込んでいた私をジャッキー・チェンさんがやっているレストランに、母が連れていってくれたんです」と中川さん。そこで感動的な体験をします。
中川:偶然、ななめ前にジャッキーさんが座っていたんです。でも「こんな気持ち悪いオタクが食事中に話しかけたらかわいそう」と思って黙って泣いていたら、ジャッキーさんが「どうしたの? 日本から来たの? 食べなさい。僕がもう払ったから」って言ってくださいました。そのとき、ジャッキーさんは足が折れていたのに、歩いてきてくれました。こんな“生き神様”が生まれたのも香港なんだと思ったら、ますます好きになりました。その後、ジャッキーさんに直接「ありがとう」って言える人になりたくて、ジャッキー・チェンの事務所に入ったんですけど、仕事がなくてクビになりました(笑)。でも8年越しに、ジャッキーさんとCMで共演できました。本当に、人生のターニングポイントが香港なんです。今日ここに座っていられるのも香港があったおかげ。愛と感謝がいっぱいです。
■中川翔子が香港で必ず買うもの、食べるもの
そんな中川さんが、香港に来ると必ず行うのは、「ブルース・リーの銅像に挨拶に行くこと」だそう。
中川:2018年に有吉弘行さんの番組で、3時間だけ香港に来るというすごい仕事がありました。それでもダッシュで会いに行きました。今回も事前に会いに行ったんですけど、ちょうど工事中で撤去されてて。「ブルース・リーいない!」と思って探していたら「あっちにいるよ」って教えてもらったので見に行ったら、布でグルグル巻きにされてました。逆にかわいいと思って、日本のブルース・リーファンにいっぱい教えました。
続いて、香港で必ず買うものを訊きました。
中川:ザ・ペニンシュラ香港のなかにある「TANGS」っていうハンコ屋さんで、カラフルな石を自分で選んで、オリジナルのハンコを作ります。実印以外にも、イラストやひらがななど、なんでも対応してくれます。「あさって帰る」って言ったら部屋に届けてくれたり、日本にも届けてくれます。
さらに、小山からの「おいしいものは?」という質問に、以下のように答えました。
中川:おすすめなのは、ブルース・リーの映画『死亡遊戯』の聖地にもなっている、ボスのアジトだった『南北樓(ザ レッドペッパー レストラン)』。ボスが屋上から看板に落ちたところです。鉄板で調理してくれるエビチリが、めちゃくちゃおいしいんですよ! 揚げパンとコンデンスミルクを食べたり、麻婆茄子もおいしいです。
■香港の「中野ブロードウェイ」
ここからは、中川さんにはスタジオを飛び出して、香港の街をレポートしてもらいます。
【街レポ(信和中心):オンエアを聴く】
中川:香港の「中野ブロードウェイ」といわれる「信和中心(Sino Centre)」に来ています。日本のアニメグッズ、オタクグッズ、アイドル雑誌、フィギュア、トレーディングカードなどがいっぱい集まっています。日本の文化を愛してくれているんだなと感じます。ほしいものがいっぱいあって興奮しています。
小山:日本で買えないようなものもあるんですか?
中川:日本で手に入りづらくなった、ちょっと古いものが多いです。あとは香港でのパロディグッズ。日本人がここに来ると、なんだか懐かしい気持ちになっておもしろいんじゃないかなと思います。アメコミグッズや香港の地名の看板なんかもありますね。
クリス:看板とかいいですね! 私、そういうの好きです。
中川:映して大丈夫か心配になるものもありますけど……。サブカルチャー文化も香港に根付いているみたいですね。
次に向かったのは、『糖朝(The Sweet Dynasty)』。
【街レポ(糖朝):オンエアを聴く】
小山:日本にも『糖朝』はありますけど違うんですか?
中川:全然違うんですよ! 香港の『糖朝』は着席して1分くらいで頼んだ料理がバンバン来ます。メイン、飲茶、デザートなど、メニューがとても分厚くて、数百種類もそろっています。ジャッキー・チェンが『糖朝』に来ると必ず食べるという伝説の「麻辣燙(マーラータン)」も、3分くらいで到着しました。私の目の前には今、香港の素晴らしい料理がそろっています。なかでも私がおすすめしたいのは、「ストロベリースペアリブ」です。
クリス:え? ストロベリーとスペアリブ?
中川:はい。酢豚に入っているパイナップルが許せないという人でも、きっと「ストロベリースペアリブ」だったら大好きになります。甘くってコク深くてジューシーで、かぶりついて食べると夢と幸せと天国が見えます。タレは甘辛いです。もう病みつきです。スペアリブも大きくて、持ち上げると左手を骨折しそうなくらいです。
クリス:そんなに(笑)。
■面白い体験がまだまだある!
最後はスタジオに戻ってきた中川さん。今回のおでかけを振り返りました。
【オンエアを聴く】
中川:すごく充実していました。『糖朝』で食事したあとに、黄大仙(ウォンタイシン)という縁結びの神様がいる、すごく有名なパワースポットに行ってきました。改めて、美食だしパワーが出るし、元気になる街だと感じました。何回も来ているのに、ますます大好きになったので、来たことがない人に来たいなと思っていただけたらうれしいです。
クリス:1回や2回じゃ足りないですね。
中川:香港のみなさんはすごく優しいですし、レストランではけっこう日本語が通じます。あと、数十回来ている私でも、初めて「臭豆腐」を食べました。まだにおいが鼻の中に残っている感じです。面白い体験がまだまだありますね。香港はどこで写真を撮っても映えるので、生きた証を撮るのに最高だなと感じました。20時ころになるとビルがレーザーを飛ばして、夜景がすごくきれいになります。ビル同士は違う会社なのに、イルミネーションのために協力してレーザーショーをするって、すごく素敵ですよね。日本もそうなればいいなと思います。旧正月も盛り上がると思いますので、必見です。
クリス:完全に香港の方ですね。
小山:永住はできそうですか?
中川:永住権、今日は見つからなかったです(笑)。
チャイナ服ふうの赤いワンピースで香港を巡った中川さん。写真は番組公式ページに載っていますので、ぜひご覧ください。
さらに、中川さんは3月24日(日)に香港で行われるライブ「MacPherson Stadium Festival presents ROCK ON JAPAN 2019」に出演。5月5日(日)には豊洲PITでBIRTHDAY LIVEも決定しています。ぜひチェックしてみてください。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:特別番組『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL TSUCHIYA presents LEARN FOR LIFE IN HONG KONG』
放送日時:1月14日(月・祝)9時-17時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/holiday/20190114/