J-WAVEで放送中の番組『SPARK』。12月26日(水)は、ハーフマンスリー・ナビゲーターとして星野 源が登場。最終回となる2週目は、約3年ぶりのニューアルバム『POP VIRUS』について、リスナーからのメッセージに答えました。
■久々のJ-WAVEのスタジオからの放送
「2回しかやっていないのに感慨深いですね」と切り出した星野。その理由を明かしました。
星野:なぜ感慨深いかというと、僕、星野 源はJ-WAVEの深夜番組『RADIPEDIA』を担当していて、最終回は2014年9月30日。先週は僕のスケジュールの都合もありまして、都内の某スタジオで録らせていただきましたが、今日は正真正銘J-WAVEのスタジオからお送りしています。久しぶりこの感じ。東京の夜景が美しく見えるという、こういうところに僕は毎週通っていたんですね。オシャレですね、変わっていない。
■『POP VIRUS』の大反響を紹介
『POP VIRUS』のリリースを受け、番組にはリスナーから数多くの感想メッセージが寄せられました。この日は、星野がそのメッセージに対してコメントしました。
『POP VIRUS』をフラゲして鬼リピしています。ヤバイです、マジでなんなんだもう。大好き!
星野:こういう感想が嬉しいんですよ。いわゆる語彙力がないタイプ。感想に語彙力は必要ないと思っていて。あの「ヤバイ」とか「マジで好きです」「何これ」という感想って、好きな音楽を聴いたときに僕が一番最初に感じる感情で。そういう感想がピュアだと思うので。
私は看護師です。今回のジャケ写をみて、その完成度と再現度の高さに心臓をわしづかみにされました。草花で表わされた心電図、肺や毛細血管、骨までも美しくかつグロテスクに造形されていて、『POP VIRUS』が人の核の部分までじわじわと感染する様が伝わってきました。吉田ユニさんの作品は全て実写、CG、合成なしということに毎回驚かされます。
星野:ジャケットは心臓をモチーフにしていました、実際の花と土で表現していまして。デザインがアートディレクターの吉田ユニちゃんという、いつもお世話になっている人なんですけど。本当に素晴らしいジャケットですよね。オーディオコメンタリーでも言ったんですけど、ジャケから名盤感が溢れています。「これは名盤だな」という本当に素晴らしいジャケットを作ってくれたんですけど。医療関係者の方からもすごくお褒めの言葉をいただいて、ものすごくリアルに考えられてデザインされているのでぜひ見てみてください。パッケージの隅々までチーム一同、入魂の作品なので手にとっていただけると嬉しいです。一生大事にして貰える、自信のあるものをいつも作っていきたいと思っています。
今回のアルバムはJ-POP、ロック、ダンスミュージックどれかひとつに当てはまるものではなく、まさしく「星野 源」というジャンルの音楽です。
星野:嬉しいですね。僕の人間自体を音にできたらと思っていたので、こう言っていただけると嬉しいですね。名優・勝新太郎さんの「俺の仕事は勝新太郎だ」という名言がありますけど。タイプは全く違うんですけど、そういう人になりたいなと。
職場で毎日クソみたいな出来事が起きて嫌気がさしていましたが、『POP VIRUS』を聴いていると源さんに「クソみたいなこともあるけど、今はとりあえず一緒に揺れようぜ」と言われているような気がします。イヤホンをしてこのアルバムを聴いているときだけは、よい気分でいられます。
星野:だいたい嫌なことが多いよね、仕事って。今回世の中の空気みたいなものをアルバムの中でもしっかり表したいと。それは音楽家の仕事のひとつではないかと。今の日本のなんとなくの空気、嫌な空気もあって。その中に僕は本当に小っちゃな愛とか、大事なものとかも表現できるのではと思い、今回たくさん曲を作らせていただきました。
その他にも、制作スタッフが曲を聴いてプロポーズを決意したという『Dead Leaf』について「『Dead Leaf』を聴いて、ずっと好きな男友だちを食事に誘いました。源さん、勇気をありがとう」や「(『Dead Leaf』に参加した)山下達郎さんのドゥワップが心地よく、おしゃれで多幸感が半端ないです。これは結婚したくなります。まだ15歳ですけど。この曲に出会えてよかったです」など、収録曲についてのメッセージも紹介しました。
また、オンエアでは『RADIPEDIA』時代のコーナー「今週のリリシスト」が復活。以前星野が解説したキリンジのクリスマスソング『千年紀末に降る雪は』を改めて解説しました。
番組の最後に星野は「久しぶりのJ-WAVEのスタジオ。楽しいし気持ちがいいですね。このいい景色、ありがとうございます。久しぶりに帰ってこれて嬉しかったです。感想メールもたくさんいただきました。1時間番組で限られた数しか紹介できなかったですが、全部読ませていただこうと思います」と語りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/
■久々のJ-WAVEのスタジオからの放送
「2回しかやっていないのに感慨深いですね」と切り出した星野。その理由を明かしました。
星野:なぜ感慨深いかというと、僕、星野 源はJ-WAVEの深夜番組『RADIPEDIA』を担当していて、最終回は2014年9月30日。先週は僕のスケジュールの都合もありまして、都内の某スタジオで録らせていただきましたが、今日は正真正銘J-WAVEのスタジオからお送りしています。久しぶりこの感じ。東京の夜景が美しく見えるという、こういうところに僕は毎週通っていたんですね。オシャレですね、変わっていない。
■『POP VIRUS』の大反響を紹介
『POP VIRUS』のリリースを受け、番組にはリスナーから数多くの感想メッセージが寄せられました。この日は、星野がそのメッセージに対してコメントしました。
『POP VIRUS』をフラゲして鬼リピしています。ヤバイです、マジでなんなんだもう。大好き!
星野:こういう感想が嬉しいんですよ。いわゆる語彙力がないタイプ。感想に語彙力は必要ないと思っていて。あの「ヤバイ」とか「マジで好きです」「何これ」という感想って、好きな音楽を聴いたときに僕が一番最初に感じる感情で。そういう感想がピュアだと思うので。
私は看護師です。今回のジャケ写をみて、その完成度と再現度の高さに心臓をわしづかみにされました。草花で表わされた心電図、肺や毛細血管、骨までも美しくかつグロテスクに造形されていて、『POP VIRUS』が人の核の部分までじわじわと感染する様が伝わってきました。吉田ユニさんの作品は全て実写、CG、合成なしということに毎回驚かされます。
星野:ジャケットは心臓をモチーフにしていました、実際の花と土で表現していまして。デザインがアートディレクターの吉田ユニちゃんという、いつもお世話になっている人なんですけど。本当に素晴らしいジャケットですよね。オーディオコメンタリーでも言ったんですけど、ジャケから名盤感が溢れています。「これは名盤だな」という本当に素晴らしいジャケットを作ってくれたんですけど。医療関係者の方からもすごくお褒めの言葉をいただいて、ものすごくリアルに考えられてデザインされているのでぜひ見てみてください。パッケージの隅々までチーム一同、入魂の作品なので手にとっていただけると嬉しいです。一生大事にして貰える、自信のあるものをいつも作っていきたいと思っています。
今回のアルバムはJ-POP、ロック、ダンスミュージックどれかひとつに当てはまるものではなく、まさしく「星野 源」というジャンルの音楽です。
星野:嬉しいですね。僕の人間自体を音にできたらと思っていたので、こう言っていただけると嬉しいですね。名優・勝新太郎さんの「俺の仕事は勝新太郎だ」という名言がありますけど。タイプは全く違うんですけど、そういう人になりたいなと。
職場で毎日クソみたいな出来事が起きて嫌気がさしていましたが、『POP VIRUS』を聴いていると源さんに「クソみたいなこともあるけど、今はとりあえず一緒に揺れようぜ」と言われているような気がします。イヤホンをしてこのアルバムを聴いているときだけは、よい気分でいられます。
星野:だいたい嫌なことが多いよね、仕事って。今回世の中の空気みたいなものをアルバムの中でもしっかり表したいと。それは音楽家の仕事のひとつではないかと。今の日本のなんとなくの空気、嫌な空気もあって。その中に僕は本当に小っちゃな愛とか、大事なものとかも表現できるのではと思い、今回たくさん曲を作らせていただきました。
その他にも、制作スタッフが曲を聴いてプロポーズを決意したという『Dead Leaf』について「『Dead Leaf』を聴いて、ずっと好きな男友だちを食事に誘いました。源さん、勇気をありがとう」や「(『Dead Leaf』に参加した)山下達郎さんのドゥワップが心地よく、おしゃれで多幸感が半端ないです。これは結婚したくなります。まだ15歳ですけど。この曲に出会えてよかったです」など、収録曲についてのメッセージも紹介しました。
また、オンエアでは『RADIPEDIA』時代のコーナー「今週のリリシスト」が復活。以前星野が解説したキリンジのクリスマスソング『千年紀末に降る雪は』を改めて解説しました。
番組の最後に星野は「久しぶりのJ-WAVEのスタジオ。楽しいし気持ちがいいですね。このいい景色、ありがとうございます。久しぶりに帰ってこれて嬉しかったです。感想メールもたくさんいただきました。1時間番組で限られた数しか紹介できなかったですが、全部読ませていただこうと思います」と語りました。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SPARK』
放送日時:月・火・水・木曜 24時-25時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/spark/