「大切な誰か」への写真と手紙の企画展が開催中! レコードを聴けるコーナーも【J-WAVE×MilK JAPON】

「大切な誰か」を思う写真と手紙の企画展「THINKING OF YOU -SEND A MESSAGE-」が現在、天王洲アイルの「IMA gallery」にて開催中です。J-WAVEは12月、「HAPPINESS IS A WARM THING」と題したキャンペーンで、ぬくもりのある「ことば」の力で、心温まる時間を過ごすことを提案しています。そのキャンペーンのひとつとして、“子どもと豊かに美しく暮らす”をフィロソフィーに掲げる雑誌『MilK JAPON』と、同企画展を主催しました。どんな内容なのか、レポートをお届けします。


■大切な人へ充てた写真と手紙


天王洲アイルから徒歩5分ほどの「IMA gallery」。中に入ると、J-WAVEとMilK JAPONがセレクトしたアーティストによる写真と手紙が展示されています。J-WAVEのコーナーにはジョン・カビラ、クリス智子、LiLiCo、ハリー杉山、稲葉 友らお馴染みのナビゲーターのほか、12月キャンペーンジングルの制作を担当したミュージシャン・蓮沼執太も参加。MilK JAPONのコーナーには、写真家の横浪修、川内倫子、若木信吾や、建築家・谷尻誠など、計33名の写真と手紙が展示されています。


同企画展のプロデューサーであり、『MilK JAPON』を発行する株式会社アマナの濱谷俊輔さんに、想いを伺いました。

「昨今、家族の意味が広く捉えられるようになったと思います。血縁者だけでなく、恋人や親しい友人なども、“家族”と感じている人も多いのではないでしょうか。同企画展も家族をテーマにしていますが、写真や手紙の宛先は親や子どもとは限りません。養護施設の子どもたちのイラストもあれば、“花瓶に花を活けてくれる庭師と、その家の主人”の関係性が感じられるような写真もあるんです」



写真に添えられた手紙は「どんな関係性の人に宛てたものか」という説明書きはありません。「◯◯さんへ」と名前が書かれていることもあれば、「Thank you.」という短いメッセージも。解説がないからこそ、写真や手紙に込められた想いが、そのまま心に伝わってくるかのようです。濱谷さんによると、生まれたての赤ちゃんの写真を見て、自分の経験と重ねて涙を浮かべる方もいるとか。写真展と言うと、少しハードルが高く感じられるかもしれませんが、「受け取り方に正解はありません。自由に楽しんでいただければ」と濱谷さんは語りました。


■レコードでクリスマス・ソングが楽しめる


J-WAVEがセレクトしたクリスマス・ソングのレコードが楽しめるコーナーもあります。レコードプレイヤーのスイッチを押すとゆっくり針が動き、プツッという音がして流れ出すのは、やわらかで深みのある音色。曲を変えるときは、指でそっと針を持ち上げて位置を変えます。「画面をタップすれば音楽が流れる」のが当たり前の今、レコードのじれったさは新鮮で豊かな時間を演出してくれます。お子さんと一緒に行くと、その仕組みに驚いてくれるかもしれませんね。


■特別ブレンドのコーヒーがおいしい!


コーヒーコーナーでは、同企画展のために作られたという、スペシャルブレンドを楽しめます。写真・手紙・音楽をキーワードにした企画展にあわせて、3種類の豆がブレンドされています。同社のコーヒークリエイターである中川亮太さんに、こだわりを聞きました。

「豆は、ケニア、コロンビア、エチオピアの3種です。特徴は、ケニアはジューシー、コロンビアは複雑な甘みがあり、エチオピアはフルーティーなキレがあります。この3種を混ぜ、スモーキーで雑味のないコーヒーに仕上げました。イメージとしては、冬の山小屋の暖炉の前で大切な人と一緒に飲むコーヒーですね。目で写真と手紙を見て、耳で音楽を聴き、コーヒーを味わう……五感で楽しんでほしい、という想いを込めています」

飲んでみると、「たしかに!」と納得の味。香りが豊かでコクがある、飲みやすいコーヒーでした。


また、注目したいのは、コーヒーを入れるマシン。日本に2台しかないマシンで、まるで人の手でお湯を注ぐかのように、豆をふっくらと蒸らしながら淹れることができるのです。マシンの繊細な“手つき”、ぜひ眺めてみてください。


■週末は特別なイベントも!


12月15日(土)、16日(日)には、クリスマスプレゼントして、コーヒーが無料で配られます。また、Audio-Technica協賛のもと、世界に2台しかない特別なオーディオでレコードを聴くことができます。2mほどもある、大きなモノだとか。同社が推し進める「Analog Foundation」のListening Stationです。

※「Analog Foundation」とは、Audio-Technica(オーディオ)、Russell Elevado(ミュージック)、Soundwalk Collective(アート)の三者による、文化としてのアナログの良さを拡めていくプロジェクトです。

12月22日(土)~24日(月・祝)は、フォトブースが登場。ポートレート写真をポスターサイズで出力してプレゼントします。ぜひ、足を運んでみてください。


■イベント情報

「THINKING OF YOU -SEND A MESSAGE-」 日時:2018年12月12日(水)〜12月25日(火)

参加アーティスト:壱岐ゆかり、石田真澄、wolf&rita、戎康友、エレナ・トゥタッチコワ、大辻隆広、加藤新作、川内倫子、小林エリカ、鈴野浩一、田尾沙織、田邊剛、田尻誠、長嶋りかこ、永瀬沙世、野田佑一郎、濱田英明、山谷祐介、横浪修、若木信吾(五十音順)

参加ナビゲーター:稲葉 友、クリス智子、サラーム海上、ジョン・カビラ、蓮沼執太(※企画協力)、ハリー杉山、玄理、松居大悟、マリエ、武藤将胤、安田菜津紀、LiLiCo、レイチェル・チャン(五十音順)

会場:IMA gallery(東京都品川区東品川2-2-43 T33ビル1F)
入場料:無料
主催:J-WAVE / MilK JAPON
特別協賛:Audio-Technica

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