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CORNELIUS・小山田圭吾、新作は「僕が3歳くらいのときの声が入ってます」

CORNELIUS・小山田圭吾、新作は「僕が3歳くらいのときの声が入ってます」

J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。9月19日(水)のオンエアでは、CORNELIUSの小山田圭吾さんが登場。最新作『Ripple Waves』など、伺いました。

小山田さんは、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで10月14日まで開催『AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展』の音楽を担当しています。音を可視化するというユニークな試みの展覧会です。まずは以前、番組ゲストとしても出演した、展覧会のディレクター・中村勇吾さんとのお仕事について訊きました。

小山田:10年くらい前から色々な仕事を一緒にしていて、今、日本科学未来館でやっている『デザインあ展 in TOKYO』とか、番組『デザインあ』も一緒にやって。
クリス:『AUDIO ARCHITECTURE』展の面白さについてはいかがですか?
小山田:あれは“体験”ですね。音楽と視覚を構造物の中に入って体験するという。体験として面白いんじゃないかと思います。


小山田さんの音楽が最初にあって、映像が作られていったというもの。詳しくは中村勇吾さんが解説した、こちらの記事もご覧ください。


■新作『Ripple Waves』について

そんな小山田さんは、9月19日(水)にニューアルバム『Ripple Waves』をリリース。「さざ波」や「波紋」といった意味のアルバムタイトルですが……。

小山田:「波紋」という感じですね。昨年『Mellow Waves』というアルバムを出して、そこから広がっていった「波紋」といった感じです。
クリス:前のアルバムが11年ぶりでしたけど、今回は小山田さんが関わっている仕事をまとめたような感じで。
小山田:『Mellow Waves』から波及していったものをまとめた感じです。

クリス:アルバムに入っている『Inside a Dream』は「夢の奥で」という日本語タイトルがついていて、詞の朗読が入っていたり、映像には小山田さんの小さいときのものがあったり。
小山田:子どもの頃に家族と親戚でテレビに出たことがあって、その映像が残ってて、それを編集したりとか、朗読は僕の祖父なんですけど、NHKのアナウンサーだったんです。僕が生まれてすぐに亡くなったので会ってないんですが、たまたまカセットが残っていて。僕の声も入ってるんですけど、これは僕が3歳くらいのときの声で。それを自分で編集してビデオを作ったんです。
クリス:昭和によくあった、家族みんなで出る番組とかありましたよね。現代アートっぽい作品もあって、あれはどういうふうに?
小山田:おじいちゃんの声があって何か使えないかなと。今回ジャケットも親戚のおじさんにやってもらっていたり。
クリス:『Mellow Waves』もそうでしたよね?
小山田:そうなんです、僕のはとこが歌っていたり、親戚とか血のつながりとかが裏テーマにあって、そういうテーマで何かできないかと作ってみました。

CORNELIUSは10月から全国ホールツアー「CORNELIUS Mellow Waves Tour 2018」も行っています。新作とあわせて、ぜひチェックしてみてください。

【番組情報】
番組名:『GOOD NEIGHBORS』
放送日時:月・火・水・木曜 13時—16時30分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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