J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「WORLD CONNECTORS」。9月16日(日)のオンエアでは、今行くべき絶景スポットについて、『aruco magazine』編集長の上田暁世さんに伺いました。
今年の夏に発売された『aruco magazine』で「“絶景プチぼうけん”ランキングBEST30」という特集が組まれています。世界の絶景に関するweb投票を行い、1万票以上の投票の中からトップ30のランキングを発表しています。さらに本誌では、それぞれのスポットをより楽しむための情報を加えて紹介しています。
■オーロラは秋!
1位に選ばれたのは、「フィンランドの秋のオーロラ」。オーロラは秋のほうが活発に活動していると言われています。ただし、フィンランドの秋は9月~10月で、期間が短いため、今まであまり知られていませんでした。
また、オーロラはどこに出てくるかわからないため、現地に1週間滞在しても見られない人がいる一方、初日に見ることができたという人もいて、「運だめしのようなもの」だといいます。さらに、秋のオーロラには独特の現象が見られると上田さんは続けます。
上田:冬には見られない「逆さオーロラ」という現象を見ることができます。夜空に出たオーロラが、湖の水面に映って見える現象のことなんですけど、冬は湖が凍ってしまうので見ることができない秋ならではの絶景なんです。
玄理:「逆さ富士」みたいな感じでオーロラが映るんですね。
上田:ただ、オーロラが出ても風が強くて水面が揺れてしまうと、綺麗に映らないので、逆さオーロラが見られるのは、特別にラッキーなことなんです。
続いて、最近の「旅のトレンド」を訊きました。
上田:カラフルで写真映えのするスポットが人気です。さらに、逆さオーロラのように、水に映る逆さの絶景を見に行くのもトレンドのひとつになっていると思います。たとえば、インドのタージ・マハル、スペインのサグラダ・ファミリア、フランスのモン・サン=ミシェル、ボリビアのウユニ塩湖などが人気の場所ですね。
玄理:モン・サン=ミシェルは、私も行ったことあるんですけど、離れて見ないといけないんですね。離れた場所から水に映ったモン・サン=ミシェルを撮るということなんですね。
上田:モン・サン=ミシェルは、一泊するのがおすすめで、朝もやのなかで見るのがいいんですよ。
■注目のフォトジェニックな国
さらに、次にブレイクしそうな絶景スポットとして、中央アジアのウズベキスタンを紹介していただきました。
上田:これまで渡航に関してビザが必要だったんですけど、今年の2月から、30日以内の滞在であればビザがいらなくなりました。今、旅行者たちに注目されている場所です。美しいイスラム建築や魅力的な地方都市がたくさんあって、フォトジェニックで綺麗な国でした。
玄理:私もつい何日か前に「ウズベキスタンいいよ!」って勧められたんです! どんな国なんですか?
上田:中国とロシアと中東に囲まれた、中央アジア諸国の真ん中に位置しています。「シルクロードの十字路」と呼ばれていて、5つの国に囲まれています。ふたつ以上の国をまたがないと海にたどり着けない「二重内陸国」という国で、リヒテンシュタインとあわせて、ふたつしかない特殊な国です。
そんなウズベキスタンの絶景スポットを教えていただきました。
【サマルカンドの古代遺跡群】
上田:「青の都」と呼ばれています。
玄理:青いタイルが貼られている建物がすごく綺麗で、グラデーションになっていますね。
上田:いろいろな青がありまして、淡い水色もあれば、深い青やターコイズブルーみたいな色もあり、青のグラデーションで構成された建物が本当に圧巻です。
玄理:どんな建物なんですか?
上田:基本的には宗教関連の施設が多いです。イスラム教のモスクや昔の権力者、権力者ゆかりの人たちの墓(霊廟)です。あとは、イスラム教を学ぶための学校「神学校」が点在しています。
続いて、ウズベキスタンのユニークな文化についても教えていただきました。
上田:「スザニ」という刺繍入りの布があります。もともと女の子が生まれたときに、お母さんがその子の嫁入り道具として、ひと針ずつ心をこめて刺繍した布で、女の子がお嫁にいくときに持たせるものです。最近はその布を使ったクッションカバーとかポーチも作られているので、お土産にいかがでしょう。
玄理:すごく綺麗な布ですね!
上田:色鮮やかで、モチーフは植物とかザクロなど、「子宝に恵まれるように」という意味があるそうです。
そのほか、詳しくは『aruco magazine』WEBサイトをチェックしてみてください。
【番組情報】
番組名:『ACROSS THE SKY』
放送日時:毎週日曜9時-12時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/
今年の夏に発売された『aruco magazine』で「“絶景プチぼうけん”ランキングBEST30」という特集が組まれています。世界の絶景に関するweb投票を行い、1万票以上の投票の中からトップ30のランキングを発表しています。さらに本誌では、それぞれのスポットをより楽しむための情報を加えて紹介しています。
■オーロラは秋!
1位に選ばれたのは、「フィンランドの秋のオーロラ」。オーロラは秋のほうが活発に活動していると言われています。ただし、フィンランドの秋は9月~10月で、期間が短いため、今まであまり知られていませんでした。
また、オーロラはどこに出てくるかわからないため、現地に1週間滞在しても見られない人がいる一方、初日に見ることができたという人もいて、「運だめしのようなもの」だといいます。さらに、秋のオーロラには独特の現象が見られると上田さんは続けます。
上田:冬には見られない「逆さオーロラ」という現象を見ることができます。夜空に出たオーロラが、湖の水面に映って見える現象のことなんですけど、冬は湖が凍ってしまうので見ることができない秋ならではの絶景なんです。
玄理:「逆さ富士」みたいな感じでオーロラが映るんですね。
上田:ただ、オーロラが出ても風が強くて水面が揺れてしまうと、綺麗に映らないので、逆さオーロラが見られるのは、特別にラッキーなことなんです。
続いて、最近の「旅のトレンド」を訊きました。
上田:カラフルで写真映えのするスポットが人気です。さらに、逆さオーロラのように、水に映る逆さの絶景を見に行くのもトレンドのひとつになっていると思います。たとえば、インドのタージ・マハル、スペインのサグラダ・ファミリア、フランスのモン・サン=ミシェル、ボリビアのウユニ塩湖などが人気の場所ですね。
玄理:モン・サン=ミシェルは、私も行ったことあるんですけど、離れて見ないといけないんですね。離れた場所から水に映ったモン・サン=ミシェルを撮るということなんですね。
上田:モン・サン=ミシェルは、一泊するのがおすすめで、朝もやのなかで見るのがいいんですよ。
■注目のフォトジェニックな国
さらに、次にブレイクしそうな絶景スポットとして、中央アジアのウズベキスタンを紹介していただきました。
上田:これまで渡航に関してビザが必要だったんですけど、今年の2月から、30日以内の滞在であればビザがいらなくなりました。今、旅行者たちに注目されている場所です。美しいイスラム建築や魅力的な地方都市がたくさんあって、フォトジェニックで綺麗な国でした。
玄理:私もつい何日か前に「ウズベキスタンいいよ!」って勧められたんです! どんな国なんですか?
上田:中国とロシアと中東に囲まれた、中央アジア諸国の真ん中に位置しています。「シルクロードの十字路」と呼ばれていて、5つの国に囲まれています。ふたつ以上の国をまたがないと海にたどり着けない「二重内陸国」という国で、リヒテンシュタインとあわせて、ふたつしかない特殊な国です。
そんなウズベキスタンの絶景スポットを教えていただきました。
【サマルカンドの古代遺跡群】
上田:「青の都」と呼ばれています。
玄理:青いタイルが貼られている建物がすごく綺麗で、グラデーションになっていますね。
上田:いろいろな青がありまして、淡い水色もあれば、深い青やターコイズブルーみたいな色もあり、青のグラデーションで構成された建物が本当に圧巻です。
玄理:どんな建物なんですか?
上田:基本的には宗教関連の施設が多いです。イスラム教のモスクや昔の権力者、権力者ゆかりの人たちの墓(霊廟)です。あとは、イスラム教を学ぶための学校「神学校」が点在しています。
続いて、ウズベキスタンのユニークな文化についても教えていただきました。
上田:「スザニ」という刺繍入りの布があります。もともと女の子が生まれたときに、お母さんがその子の嫁入り道具として、ひと針ずつ心をこめて刺繍した布で、女の子がお嫁にいくときに持たせるものです。最近はその布を使ったクッションカバーとかポーチも作られているので、お土産にいかがでしょう。
玄理:すごく綺麗な布ですね!
上田:色鮮やかで、モチーフは植物とかザクロなど、「子宝に恵まれるように」という意味があるそうです。
そのほか、詳しくは『aruco magazine』WEBサイトをチェックしてみてください。
【番組情報】
番組名:『ACROSS THE SKY』
放送日時:毎週日曜9時-12時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/acrossthesky/