アジカン後藤、メンバーに新曲制作を断られる!?

J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)。9月14日(金)のオンエアでは、9月30日(日)に「INNOVATION WORLD FESTA 2018(イノフェス)」に出演するロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)から、後藤正文さん(Vo./Gt.)と喜多建介さん(Gt.)をゲストにお迎えし、日々の活動についてお話を伺いました。


■「イノフェス」でアジカンと川田がコラボ

今回、アジカンと川田がコラボレーションするということで、いつもと違うセットリストになっている……と後藤さん。

川田:アジカンは最初、タイトな曲をタイトにやってる印象だったんですけど、最近は楽しみながら演られているので、観ている側もすごくリラックスして聴ける感じがあります。その感じを、映像部分もプログラム部分も加味したいなと思います。
後藤:嬉しいですね。

川田が「最近のアジカンのステージは、次の一手に出ている印象がある」と言うと……。

後藤:10年前は張り詰めていることに対して、「張り詰めているほうが美しい!」みたいな美学があったと思うんですけど、だんだん時代も変わってきて、柔らかく、しなやかなほうが豊かなんじゃないか、みたいな感じがしますね。当時はギスギスしてたもんね。
喜多:10~15年前はね。デビューの頃とかね。
川田:そうなんですか(笑)? バンドの中もギスギスしてたんですか?
後藤:緊張感がありましたね。今のほうがお互いのダメなところを許しあえるというか、そういうのを含めて、どうよくするかみたいな話になってきている。

川田によると、アジカンの生演奏のリズムにデジタル映像を合わせるのは大変なことですが、その問題をクリアする方法を考えてあるとのこと。実験的かつ革新的な音と映像のコラボレーションを、ぜひ会場で体験してください。詳しいイベント情報は「イノフェス」公式サイトをご覧ください。


■メンバーに断られた新曲制作

アジカンは、9月26日(水)にニューシングル『ボーイズ&ガールズ』をリリースします。

後藤:アジカンの中でも一番ゆっくりとして、隙間のある曲かな、演奏の隙間というか。でも、アジカンらしくないかというと、そんなことはなくて。新しいんだけど、親しみも感じるというか、突き放された感じもない。
喜多:最初にゴッチ(後藤さん)からこの曲のデモをもらったときに、「こういうミドルテンポの曲がカッコよくできるロックバンドに、そろそろなったんじゃないか」「チャレンジしてもいいんじゃないか」っていう意気込みは、僕ら3人はありました。これがうまくいったら、ひとステップ上がるんじゃないか、みたいな。
後藤:「やらない」って、2回断られましたけどね。
川田:断られることあるんですか(笑)?
後藤:ありますよ。びっくりしました。「断るってことあるんだ!」って(笑)。

しかし、後藤さんの「どうしてもやりたい」という熱い思いがメンバーに伝わり、新作としてリリースされることになりました。ニューシングル『ボーイズ&ガールズ』をぜひチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『INNOVATION WORLD』
放送日時:毎週金曜 22時-22時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/innovationworld/

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