J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。8月12日(日)のオンエアでは、D.A.N.が番組初登場。これまでの活動や最新作『Sonatine』について伺いました。
■フジロック出演を目的に、サウンドの方向が固まった
櫻木大悟さん(G,Vo,Syn)、市川仁也(B)、川上 輝(Dr)からなるD.A.N.。先日の「FUJI ROCK FESTIVAL '18」にも出演。櫻井さんは「(3度の出演で)今年が一番よかったです。前回のレッドマーキーとは別の編成でよりソリッドで3人でやっている体制がよかった」と振り返り、ライブ以外でメンバーが出演したDJセットの盛り上がりにも手応えを感じていました。
D.A.N.の結成は2014年。改めて、そのきっかけを訊きました。
櫻木:僕とベースの市川は小学校からの付き合いで、高校時代に市川とドラムの川上がバンドをやっていまして、そういう感じで3人が繋がっていて。(市川とは)一緒のバンドはやっていなかったんです、楽器をはじめた時期が同じで、中学3年から高校1年で。
クリス:2人はどんな感じのバンドをやっていたんですか?
市川:ニューウェーブとか、クラウトロックとか。
川上:トーキング・ヘッズとか憧れてやっていましたね。
クリス:バンドの音がかたまってきたのはいつくらい?
櫻木:大学3、4年くらいですかね。フジロックの「ROOKIE A GO-GO」に応募しようというタイミングぐらいで。
クリス:出たい、ということからちょっと音が見えてきたという……。
櫻木:はい。それに向けて曲を作っていました。
■最新作は北野 武監督の名作映画との共通点を感じて…
そんなD.A.N.ですが2年ぶりとなるセカンドアルバム『Sonatine』が先月リリースされました。
櫻木:北野 武監督の『Sonatine』から来ています。アルバム全曲録り終えたあとで「タイトルをどうしようか」となったときに輝が「『Sonatine』はどう?」といって、キャッチーだしいいかもと。
クリス:ミニマルな感じとかの部分ですかね。
川上:感覚なんですけど、前日に北野監督のインタビューをYouTubeで観ていたら「何か『Sonatine』ってあったな、タイトルにいいな」と思い始めて。
櫻木:それで改めて観たら、めちゃくちゃリンクしてて。びっくりするくらい共感する部分があって。
クリス:すごくルーズな部分のなかに妙な緊迫感がある、北野監督の作る緊迫感は面白いですよね。
櫻木:説明しすぎない余白の感覚が共感できましたね。
クリス:今回のアルバムでこだわったポイントはどこですか?
櫻木:全体の流れですかね。初めてインタールードを作ったりとか、緩急みたいなものと、大きな時間の流れは表現できたなと。
クリス:D.A.N.の音楽が生まれる過程、1曲はどういう感じで生まれるのですか?
櫻木:3人で作ってて、ひとつキーとなるフレーズや歌のメロディ、コードとかリズムとか、とっかかりがあると進んで行く感じです。
クリス:骨組みができて歌詞が出てくる感じですか。
櫻木:そうですね、歌詞は一番最後で。アレンジがかたまったときにやります。
クリス:どれくらいかかります? 念入りに時間をかけて生まれるような感じがしますが。
櫻木:(収録曲の)『Chance』とかは、ライブをやりながら変わっていって、時間がかかりましたね。
市川:トータルで考えると3ヶ月くらいかかっているかもしれません。
クリス:アイディア状態でも、ライブでジャムな感じでやるんですか?
市川:ライブでイメージが変わっていって、みんなそれぞれ納得いってない部分があったりすると、意外とガラッと変わったりしますね。
川上:アルバムのためにレコーディング・スタジオで作った曲もあったり、ライブでやるときはライブのアレンジに変えてとか。
クリス:先ほども音楽的ルーツの話で、市川さんと川上さんはニューウェーブとかで、櫻木さんはUK、トリップホップ系が好きなんですか?
櫻木:トリップホップ系も聴いてますし、UKシーンを追っています。基本的に好きですね。
クリス:最近でUKで面白いサウンドはありますか?
櫻木:最近というか、Floating PointsとかFour Tetとかはずっとやってますけど好きですね。
市川:最近は、ヒップホップを3人とも聴くようになってますね、US、UKどっちもですけど。
音楽談義に花を咲かせるD.A.N.とクリスでした。D.A.N.は8月23日(木)、LIQUIDROOMで小袋成彬さんとのツーマンライブを行います。さらに9月からは「D.A.N. TOUR 2018 “Sonatine”」と題して、中国の4都市を皮切りにワールドツアーがスタート。今後の目標は「唯一無二」というD.A.N.、今後の活動にも注目です!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
■フジロック出演を目的に、サウンドの方向が固まった
櫻木大悟さん(G,Vo,Syn)、市川仁也(B)、川上 輝(Dr)からなるD.A.N.。先日の「FUJI ROCK FESTIVAL '18」にも出演。櫻井さんは「(3度の出演で)今年が一番よかったです。前回のレッドマーキーとは別の編成でよりソリッドで3人でやっている体制がよかった」と振り返り、ライブ以外でメンバーが出演したDJセットの盛り上がりにも手応えを感じていました。
D.A.N.の結成は2014年。改めて、そのきっかけを訊きました。
櫻木:僕とベースの市川は小学校からの付き合いで、高校時代に市川とドラムの川上がバンドをやっていまして、そういう感じで3人が繋がっていて。(市川とは)一緒のバンドはやっていなかったんです、楽器をはじめた時期が同じで、中学3年から高校1年で。
クリス:2人はどんな感じのバンドをやっていたんですか?
市川:ニューウェーブとか、クラウトロックとか。
川上:トーキング・ヘッズとか憧れてやっていましたね。
クリス:バンドの音がかたまってきたのはいつくらい?
櫻木:大学3、4年くらいですかね。フジロックの「ROOKIE A GO-GO」に応募しようというタイミングぐらいで。
クリス:出たい、ということからちょっと音が見えてきたという……。
櫻木:はい。それに向けて曲を作っていました。
■最新作は北野 武監督の名作映画との共通点を感じて…
そんなD.A.N.ですが2年ぶりとなるセカンドアルバム『Sonatine』が先月リリースされました。
櫻木:北野 武監督の『Sonatine』から来ています。アルバム全曲録り終えたあとで「タイトルをどうしようか」となったときに輝が「『Sonatine』はどう?」といって、キャッチーだしいいかもと。
クリス:ミニマルな感じとかの部分ですかね。
川上:感覚なんですけど、前日に北野監督のインタビューをYouTubeで観ていたら「何か『Sonatine』ってあったな、タイトルにいいな」と思い始めて。
櫻木:それで改めて観たら、めちゃくちゃリンクしてて。びっくりするくらい共感する部分があって。
クリス:すごくルーズな部分のなかに妙な緊迫感がある、北野監督の作る緊迫感は面白いですよね。
櫻木:説明しすぎない余白の感覚が共感できましたね。
クリス:今回のアルバムでこだわったポイントはどこですか?
櫻木:全体の流れですかね。初めてインタールードを作ったりとか、緩急みたいなものと、大きな時間の流れは表現できたなと。
クリス:D.A.N.の音楽が生まれる過程、1曲はどういう感じで生まれるのですか?
櫻木:3人で作ってて、ひとつキーとなるフレーズや歌のメロディ、コードとかリズムとか、とっかかりがあると進んで行く感じです。
クリス:骨組みができて歌詞が出てくる感じですか。
櫻木:そうですね、歌詞は一番最後で。アレンジがかたまったときにやります。
クリス:どれくらいかかります? 念入りに時間をかけて生まれるような感じがしますが。
櫻木:(収録曲の)『Chance』とかは、ライブをやりながら変わっていって、時間がかかりましたね。
市川:トータルで考えると3ヶ月くらいかかっているかもしれません。
クリス:アイディア状態でも、ライブでジャムな感じでやるんですか?
市川:ライブでイメージが変わっていって、みんなそれぞれ納得いってない部分があったりすると、意外とガラッと変わったりしますね。
川上:アルバムのためにレコーディング・スタジオで作った曲もあったり、ライブでやるときはライブのアレンジに変えてとか。
クリス:先ほども音楽的ルーツの話で、市川さんと川上さんはニューウェーブとかで、櫻木さんはUK、トリップホップ系が好きなんですか?
櫻木:トリップホップ系も聴いてますし、UKシーンを追っています。基本的に好きですね。
クリス:最近でUKで面白いサウンドはありますか?
櫻木:最近というか、Floating PointsとかFour Tetとかはずっとやってますけど好きですね。
市川:最近は、ヒップホップを3人とも聴くようになってますね、US、UKどっちもですけど。
音楽談義に花を咲かせるD.A.N.とクリスでした。D.A.N.は8月23日(木)、LIQUIDROOMで小袋成彬さんとのツーマンライブを行います。さらに9月からは「D.A.N. TOUR 2018 “Sonatine”」と題して、中国の4都市を皮切りにワールドツアーがスタート。今後の目標は「唯一無二」というD.A.N.、今後の活動にも注目です!
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【番組情報】
番組名:『SAISON CARD TOKIO HOT 100』
放送日時:日曜 13時-16時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/tokiohot100/
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