J-WAVEで放送中の『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo・稲葉 友)のワンコーナー「TSUTAYA FOLLOW ME!!」。8月10日(金)のオンエアでは、「友だちの結婚式で元夫と顔をあわせたくない」という28歳・女性の悩みにLiLiCoが答えました。
「私は去年離婚したアラサーです。それまで、元夫の経営する会社を手伝っており、離婚後、辞める間際のお給料と退職金が支払われず、連絡をしても既読スルー。労働基準監督署などを使い、支払ってもらおうかとも思いましたが、年末に共通の友人の結婚式で顔を合わせる予定があって、まだ行動に移していません。元夫と顔を合わせると思うと、とても落ち込んでしまいます。友だちカップルに『元夫と顔を合せたくないから』と伝えてもよいでしょうか。また、未払いのお給料や退職金などに関しては『縁の切れ目』として流したほうがいいのでしょうか?」
こちらの相談に対して、LiLiCoは「言ってもどうしようもないけど、夫婦で会社はやめたほうがいい」と、経験談を語ります。
LiLiCo:私も前そうだったから。厄介だよ。解決するまでに3年かかったもの。「最後の税金を払え」みたいな。でも、それは手切れ金だと思って払った。大した金額じゃないから。これさ、元夫と別れてよかったね。働いたんだから給料を払わなきゃダメだよ。こんなダメな男と会わなくていいよ。友人カップルも、すごく気にしていると思うよ。「円満に別れたから、ふたりとも呼びましょう」ってなってると思うけど、給料の話はしてないでしょうから……。でも、もう相談者は悪くないんだから、堂々といこうよ!
さらに、友人の結婚式当日の振る舞いについてもアドバイス。
LiLiCo:友人カップルに当日言っちゃうと、おめでたい日だからダメだけど、嫌な感じじゃなく「前の夫に会うのドキドキするよね」とか、それが一番優しい。悪女になりたいなら「元夫からご祝儀を倍くらいもらえよ。私は元夫から給料を貰ってないから」という、どえらい女を演じることもできるよ(笑)。それも面白いけどね(笑)。でも、モヤモヤせず、このことは考えずに「そういう男でした。別れてよかった。スッキリ」って笑顔で。さすがにテーブルとかは違うでしょう。
■面倒な人間関係を描きながら、最後はスッキリできる映画
そんな相談者への“処方箋ムービー”は、『シカゴ』です。トニー賞を受賞した大ヒットミュージカルを、ブロードウェイの人気舞台演出家のロブ・マーシャルが映画化しました。
【ストーリー】
舞台は1920年代のシカゴ。ミュージカルスターを夢見るロキシー・ハート(レネー・ゼルウィガー)は、キャバレーの専属歌手を演じるヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)に憧れていました。そんなロキシーは、「ショーに売り込む」という約束を守らなかった愛人と揉め、思わず彼を撃ち殺してしまいます。逮捕されたロキシーは、留置所でヴェルマと出会います。ヴェルマは、不倫した夫と妹を殺した罪に問われていましたが、敏腕弁護士のビリー・フリン(リチャード・ギア)のおかげで、一躍スターになります。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようと、ビリーを雇いますが……。ふたりの殺人者の行方は。
LiLiCo:私ね、旧作を観なおすのが趣味なんだけど、そのときに気が付かなかったことやちょっとした配役が、今、人気が出ていたりするのが楽しいの。アメリカが不安定なときに注目されていたので、そういうふうに考えると、そういう時代だったんだなって。ただ、相談者の女性にはスッキリしてほしい。この作品のロキシーは、自分のことを過剰に考えすぎちゃって、みんなの中心でいたいって思う人。相談者がそういう人とは言わないけれど、誰でも自分のことを一番気にするじゃない。仕事で失敗して落ち込むとか。でも、意外と周りは、全然気にしてない。「会いたくないな」という人が世の中にいると面倒くさいのよ。『シカゴ』でも「この人とすれ違いたくないな」とか、そういうふうに生きていると、面倒くさいのよ。そういうことも描きつつ、いい歌を聴いてスッキリして。ラストシーンもスッキリだし、いいんじゃないかなと思う。あと、リチャード・ギアが先日、68歳でパパになったという、お祝いも込めて(笑)。
LiLiCoが「こういうミュージカル作品は、5年に1回は観なおすべき」と太鼓判をおす名作『シカゴ』。みなさんもぜひ観てみてください!
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:毎週金曜 11時30分-16時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/
「私は去年離婚したアラサーです。それまで、元夫の経営する会社を手伝っており、離婚後、辞める間際のお給料と退職金が支払われず、連絡をしても既読スルー。労働基準監督署などを使い、支払ってもらおうかとも思いましたが、年末に共通の友人の結婚式で顔を合わせる予定があって、まだ行動に移していません。元夫と顔を合わせると思うと、とても落ち込んでしまいます。友だちカップルに『元夫と顔を合せたくないから』と伝えてもよいでしょうか。また、未払いのお給料や退職金などに関しては『縁の切れ目』として流したほうがいいのでしょうか?」
こちらの相談に対して、LiLiCoは「言ってもどうしようもないけど、夫婦で会社はやめたほうがいい」と、経験談を語ります。
LiLiCo:私も前そうだったから。厄介だよ。解決するまでに3年かかったもの。「最後の税金を払え」みたいな。でも、それは手切れ金だと思って払った。大した金額じゃないから。これさ、元夫と別れてよかったね。働いたんだから給料を払わなきゃダメだよ。こんなダメな男と会わなくていいよ。友人カップルも、すごく気にしていると思うよ。「円満に別れたから、ふたりとも呼びましょう」ってなってると思うけど、給料の話はしてないでしょうから……。でも、もう相談者は悪くないんだから、堂々といこうよ!
さらに、友人の結婚式当日の振る舞いについてもアドバイス。
LiLiCo:友人カップルに当日言っちゃうと、おめでたい日だからダメだけど、嫌な感じじゃなく「前の夫に会うのドキドキするよね」とか、それが一番優しい。悪女になりたいなら「元夫からご祝儀を倍くらいもらえよ。私は元夫から給料を貰ってないから」という、どえらい女を演じることもできるよ(笑)。それも面白いけどね(笑)。でも、モヤモヤせず、このことは考えずに「そういう男でした。別れてよかった。スッキリ」って笑顔で。さすがにテーブルとかは違うでしょう。
■面倒な人間関係を描きながら、最後はスッキリできる映画
そんな相談者への“処方箋ムービー”は、『シカゴ』です。トニー賞を受賞した大ヒットミュージカルを、ブロードウェイの人気舞台演出家のロブ・マーシャルが映画化しました。
【ストーリー】
舞台は1920年代のシカゴ。ミュージカルスターを夢見るロキシー・ハート(レネー・ゼルウィガー)は、キャバレーの専属歌手を演じるヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)に憧れていました。そんなロキシーは、「ショーに売り込む」という約束を守らなかった愛人と揉め、思わず彼を撃ち殺してしまいます。逮捕されたロキシーは、留置所でヴェルマと出会います。ヴェルマは、不倫した夫と妹を殺した罪に問われていましたが、敏腕弁護士のビリー・フリン(リチャード・ギア)のおかげで、一躍スターになります。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようと、ビリーを雇いますが……。ふたりの殺人者の行方は。
LiLiCo:私ね、旧作を観なおすのが趣味なんだけど、そのときに気が付かなかったことやちょっとした配役が、今、人気が出ていたりするのが楽しいの。アメリカが不安定なときに注目されていたので、そういうふうに考えると、そういう時代だったんだなって。ただ、相談者の女性にはスッキリしてほしい。この作品のロキシーは、自分のことを過剰に考えすぎちゃって、みんなの中心でいたいって思う人。相談者がそういう人とは言わないけれど、誰でも自分のことを一番気にするじゃない。仕事で失敗して落ち込むとか。でも、意外と周りは、全然気にしてない。「会いたくないな」という人が世の中にいると面倒くさいのよ。『シカゴ』でも「この人とすれ違いたくないな」とか、そういうふうに生きていると、面倒くさいのよ。そういうことも描きつつ、いい歌を聴いてスッキリして。ラストシーンもスッキリだし、いいんじゃないかなと思う。あと、リチャード・ギアが先日、68歳でパパになったという、お祝いも込めて(笑)。
LiLiCoが「こういうミュージカル作品は、5年に1回は観なおすべき」と太鼓判をおす名作『シカゴ』。みなさんもぜひ観てみてください!
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【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:毎週金曜 11時30分-16時
オフィシャルサイト: https://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/