全米チャートで1位を獲得した最新アルバム「ウィットネス」を引っさげたジャパンツアーをスタートさせたケイティ・ペリー。初日の3月27日(火)、さいたまスーパーアリーナにて約3年ぶりの単独公演(主催:J-WAVE/招聘:ウドー音楽事務所)を行い、1万5,000人を熱狂の渦に巻き込んだ。
これまでもポップで独創的なライブパフォーマンスを披露し、日本のファンを喜ばせてきたケイティ。この日も開演前からケイティ・ワールドが炸裂していた。オフィシャル・グッズにも使用されるなど、「WITNESS」で重要なモチーフとなっている「目」がステージ上のスクリーンに大きく映し出され、開演前の場内を見つめていたのだ。早速ファンたちはスマホを取りだし記念撮影を始め、ケイティは待ち時間からファンを「WITNESS THE TOUR」の世界にいざなっていく。
会場の照明が落とされ、全身ゴールドの衣装にサングラス姿のケイティが、花道先のセンターステージに登場すると、これまで着席していたファンたちが一斉に立ち上がり、大きな歓声で迎える。「コンニチハ! トーキョー! 準備はできてる?」の第一声でスタートしたケイティは、最新アルバムからのタイトル曲「Witness」を歌い上げる。
続く「Roulette」では、メインステージ上に赤く光り輝く巨大なサイコロのオブジェが登場し、ダンサーたちを交えながらダンサブルなステージングを披露。最後はコンフェッティが舞い、それを照らすライトも相まって幻想的な空間が作り出された。「WITNESS」のファーストシングル「Chained To The Rhythm」では、ミュージックビデオの世界観を彷彿とさせるパフォーマンスに会場の熱気は急上昇。ファンたちは飛び切りの笑顔を浮かべながら、久しぶりの“生ケイティ”を全身で堪能していた。
3年前の来日公演でも複数の衣装を披露しファンを喜ばせたケイティは、今回のジャパンツアーでも何度も衣装をチェンジ。ド派手なゴールドから白のスーツ姿になったケイティは、「Teenage Dream」「Hot N Cold/Last Friday Night (T.G.I.F.)」「California Gurls」「I Kissed a Girl」と立て続けに過去の大ヒット曲を連発。ファンは「待ってました」とばかりにシンガロングとジャンプで喜びを表現。その盛り上がりは、スタンド席の座席が揺れるほどだったと言えば伝わるだろうか。
「California Gurls」では、ケイティ・キャッツ(ケイティのファンの愛称)にはおなじみの「レフト・シャーク」が登場! 2015年のスーパーボウルのハーフタイムショーに登場し話題になったサメの着ぐるみが姿を現した途端、ファンからは一際大きな歓声が。ケイティはそのサメとプロレスを繰り広げ、場内の笑いを誘っていた。続くMCでは、アリーナ席からひとりファンを選び、ステージに上げる場面も! 「オハヨウゴザイマス」「テンプラ」「ニホン、ダイスキ」と覚えた日本語を披露しつつ、ステージ上のファンから日本語レッスンを受講。最後は、ファンとセルフィーを撮り、ハグを交わしたケイティに、場内は悲鳴に近い歓声が鳴り止まなかった。
またもや衣装をチェンジしステージに姿を現したケイティは、「Deja Vu」「Tsunami」をセクシーに歌い上げ、ポップな世界観から一転、場内を艶っぽい空間に仕上げていく。花道にはバラに見立てたポールが用意され、男性ダンサーとともにポールダンスを披露。「Bon Appetit」では、MVで表現したメッセージ「私を召し上がれ」同様に、自身を食べ物に見立てる一幕も。
親日家として知られるケイティだけに、今回のジャパンツアーではしっかりサプライズも用意。なんと、「Into Me You See」のパフォーマンスを世界で初めて披露したのだ。「日本のファンがダイスキ。いつもあなたたちからインスパイアされているのよ。愛されているって思えるの。アイシテイル」と、ピアノの伴奏に乗せて美しい歌声を場内に響かせる。ケイティからのラブコールにファンたちは感激した様子で、身体を左右に揺らしながら歌声に聴き入っていた。
独創的なステージを繰り広げてきたケイティの公演初日も終わりの時間に近づいていく。ラストは「Part of Me」「Swish Swish」「Roar」と、人気曲を次々と披露。「Swish Swish」では、「目」のモチーフが描かれたビニールボールが客席を飛び交い、ファンたちはリズムに合わせて踊り狂うなど、客席はまるでダンスフロアといった賑わいぶりを見せていた。最後はダンサーたちと手を繋いで大きく一礼し、ファンと一緒に歌い踊った大熱狂の本編が終了。アンコールでは、花道に出現した巨大な手のひらの上に立ったケイティが「Firework」を披露。花火をイメージした火花の演出を交えつつ、声高らかに大人気曲を歌いきり、感動のまま、ジャパンツアーの初日が終了した。
圧巻の歌声とステージングを披露してくれたケイティ。時折日本語も混ぜたMCも披露するなど、日本のファンへの愛が詰まった公演となった。本日28日も、同じさいたまスーパーアリーナで公演2日目が行われる。
KATY PERRY WITNESS THE TOUR
2018年3月28日(水)
18:00 open/19:00 start
さいたまスーパーアリーナ
Photo: Masanori Doi, Text: Yukari Kitase
これまでもポップで独創的なライブパフォーマンスを披露し、日本のファンを喜ばせてきたケイティ。この日も開演前からケイティ・ワールドが炸裂していた。オフィシャル・グッズにも使用されるなど、「WITNESS」で重要なモチーフとなっている「目」がステージ上のスクリーンに大きく映し出され、開演前の場内を見つめていたのだ。早速ファンたちはスマホを取りだし記念撮影を始め、ケイティは待ち時間からファンを「WITNESS THE TOUR」の世界にいざなっていく。
会場の照明が落とされ、全身ゴールドの衣装にサングラス姿のケイティが、花道先のセンターステージに登場すると、これまで着席していたファンたちが一斉に立ち上がり、大きな歓声で迎える。「コンニチハ! トーキョー! 準備はできてる?」の第一声でスタートしたケイティは、最新アルバムからのタイトル曲「Witness」を歌い上げる。
続く「Roulette」では、メインステージ上に赤く光り輝く巨大なサイコロのオブジェが登場し、ダンサーたちを交えながらダンサブルなステージングを披露。最後はコンフェッティが舞い、それを照らすライトも相まって幻想的な空間が作り出された。「WITNESS」のファーストシングル「Chained To The Rhythm」では、ミュージックビデオの世界観を彷彿とさせるパフォーマンスに会場の熱気は急上昇。ファンたちは飛び切りの笑顔を浮かべながら、久しぶりの“生ケイティ”を全身で堪能していた。
3年前の来日公演でも複数の衣装を披露しファンを喜ばせたケイティは、今回のジャパンツアーでも何度も衣装をチェンジ。ド派手なゴールドから白のスーツ姿になったケイティは、「Teenage Dream」「Hot N Cold/Last Friday Night (T.G.I.F.)」「California Gurls」「I Kissed a Girl」と立て続けに過去の大ヒット曲を連発。ファンは「待ってました」とばかりにシンガロングとジャンプで喜びを表現。その盛り上がりは、スタンド席の座席が揺れるほどだったと言えば伝わるだろうか。
「California Gurls」では、ケイティ・キャッツ(ケイティのファンの愛称)にはおなじみの「レフト・シャーク」が登場! 2015年のスーパーボウルのハーフタイムショーに登場し話題になったサメの着ぐるみが姿を現した途端、ファンからは一際大きな歓声が。ケイティはそのサメとプロレスを繰り広げ、場内の笑いを誘っていた。続くMCでは、アリーナ席からひとりファンを選び、ステージに上げる場面も! 「オハヨウゴザイマス」「テンプラ」「ニホン、ダイスキ」と覚えた日本語を披露しつつ、ステージ上のファンから日本語レッスンを受講。最後は、ファンとセルフィーを撮り、ハグを交わしたケイティに、場内は悲鳴に近い歓声が鳴り止まなかった。
またもや衣装をチェンジしステージに姿を現したケイティは、「Deja Vu」「Tsunami」をセクシーに歌い上げ、ポップな世界観から一転、場内を艶っぽい空間に仕上げていく。花道にはバラに見立てたポールが用意され、男性ダンサーとともにポールダンスを披露。「Bon Appetit」では、MVで表現したメッセージ「私を召し上がれ」同様に、自身を食べ物に見立てる一幕も。
親日家として知られるケイティだけに、今回のジャパンツアーではしっかりサプライズも用意。なんと、「Into Me You See」のパフォーマンスを世界で初めて披露したのだ。「日本のファンがダイスキ。いつもあなたたちからインスパイアされているのよ。愛されているって思えるの。アイシテイル」と、ピアノの伴奏に乗せて美しい歌声を場内に響かせる。ケイティからのラブコールにファンたちは感激した様子で、身体を左右に揺らしながら歌声に聴き入っていた。
独創的なステージを繰り広げてきたケイティの公演初日も終わりの時間に近づいていく。ラストは「Part of Me」「Swish Swish」「Roar」と、人気曲を次々と披露。「Swish Swish」では、「目」のモチーフが描かれたビニールボールが客席を飛び交い、ファンたちはリズムに合わせて踊り狂うなど、客席はまるでダンスフロアといった賑わいぶりを見せていた。最後はダンサーたちと手を繋いで大きく一礼し、ファンと一緒に歌い踊った大熱狂の本編が終了。アンコールでは、花道に出現した巨大な手のひらの上に立ったケイティが「Firework」を披露。花火をイメージした火花の演出を交えつつ、声高らかに大人気曲を歌いきり、感動のまま、ジャパンツアーの初日が終了した。
圧巻の歌声とステージングを披露してくれたケイティ。時折日本語も混ぜたMCも披露するなど、日本のファンへの愛が詰まった公演となった。本日28日も、同じさいたまスーパーアリーナで公演2日目が行われる。
KATY PERRY WITNESS THE TOUR
2018年3月28日(水)
18:00 open/19:00 start
さいたまスーパーアリーナ
Photo: Masanori Doi, Text: Yukari Kitase
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。