デビュー35周年の原田知世、ファンに言葉を贈る

J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「VOLVO DESIGN YOUR LIFE」。7月8日(土)のオンエアでは、女優・原田知世さんをお迎えしました。

デビュー35周年という節目を迎え、セルフカバーアルバムをリリースした原田さん。長崎出身で、両親と1男3女の末っ子という家族構成で育ちました。「ぎりぎりまでボーっとしている末っ子」と自身が振り返る幼年期、お父さんが家に設置したシャンデリアの思い出や、魚をすり身にしたハンバーグの懐かしい味についても話してくれました。

そんな原田さんのデビューは映画「時をかける少女」。芸能界は、遠く現実味のない世界で、憧れもなかったそうですが、ある日映画で見た真田広之さんのファンになり、相手役募集のオーディションに応募してこの道に入り、現在に至ります。

原田さんの最近の趣味を伺うと、お味噌作りや金継ぎ、草木染めなどに挑戦していると教えてくれました。草木染めの多彩さや魅力について「ワンピースを染めて、白をピンクに染めたら新しい出会いのようなうれしいワークショップでした」と語っていました。

最新作のセルフカバーアルバム「音楽と私」についても伺いました。伊藤ゴローさんがプロデュースした「時をかける少女」の新アレンジについては「35周年の幕がふわっと開いたイメージを受けたんですよね。最初のストリングの感じで、すごく晴れやかな気分にしてもらいました」と振り返り、改めて過去の曲を歌うことについて「その当時の自分を客観的に聴くと、ものすごく子どもなんですよね…ちょっと引いたところで自分の姿が見えてきたし、そのときに気付かなかった歌詞の深さや素晴らしさを今また、実感できた気がしています」と明かしました。

続けて、「音楽はストレートに自分自身が出てくる部分で、飾ることなくリラックスして歌を歌えるようになってきたし、それを一緒に作ってくれる人たち、チームができていて、それはすごくありがたいことですね」と音楽について語る原田さん。このアルバムのリリースと共に、今秋には、35周年アニバーサリー・ツアーも開催します。

「久しぶりのホールのツアーなので、ファンのために、楽しんでもらえる一年を贈りたい。これが一番最後の大きなプレゼントとなると思うので、せっかくのホールだから見てもらう要素もみんなで考えています」と抱負を語るツアーの東京公演は、11月28日(火)Bunkamura オーチャードホールで行われます。

その他にも、近年のベスト盤「私の音楽 2007 - 2016」や、「原田知世映画祭 映画と私」が8月に開催されるなど、アニバーサリー・イヤーの企画が目白押しとなっています。

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【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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