岡田准一が「ここだけバブリー」と驚いた隠れリゾート

J-WAVEで放送中の番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。4月30日(日)のオンエアでは、今、新しいリゾート・街づくりの場として注目を集めている広島県・尾道で様々な取り組みを仕掛ける、せとうちホールディングスの白井良邦さんをお迎えしました。

白井さんは、創刊以来「CasaBRUTUS」の編集者として活躍。23年に渡る編集者生活に別れを告げ、今年から尾道・福山エリアで“場づくり”に取り組む新たな挑戦をスタートしました。

雑誌の編集者から“町おこしの仕掛け人”へと転身された白井さん。そこにはどんなきっかけがあったのでしょうか?

現在、白井さんの働いているせとうちホールディングスは、尾道・福山エリアで町おこしを始めて注目された会社で、白井さんも編集者時代に何度も取材に訪れていたそうです。その中で「町おこしの思いや、瀬戸内の美しい風景とか、そういった魅力に魅せられて。雑誌の編集っていうのもおもしろいんですけども、実際に町おこしとか、ビジネスで瀬戸内に人を呼び込むような仕掛けをする仕事をしてみたいと思った」と白井さん。

今やしまなみ街道をはじめ、観光地として熱い注目を浴びている尾道・福山エリアですが、一番最初の取り組みはホテルを作るところからだったそうです。

「尾道って、非常に坂道が多くて美しい街並みが広がっているところなんですけども、やっぱり坂道ということで、高齢化などによって空き家が増えてきたんです。昔は商都として栄えた街でもあるので、いいお屋敷がたくさんあるんですね。でもそこに住み手がいなくなってしまったということで、そこを買い取って、一棟貸しの宿みたいなことを始めたんです。町おこしのために。それが一番最初のプロジェクトでした」(白井さん、以下同)

その後、古い倉庫をホテルやレストラン、自転車屋さんが入っている複合施設「ONOMICHI U2」に変えると、欧米やアジア各国から観光客がたくさん訪れるようになったそうです。中でも多いのがサイクリスト! しまなみ街道は尾道と愛媛県今治市を結ぶ高速道路で、車だけでなくサイクリングもできるため、サイクリングの名所なんだとか。

「海の上を自転車で走れる場所って世界中でもないので、みなさん、ここに自転車を持って乗りに来る。そこでサイクリスト専用ホテルを作ったりとかして」

岡田もつい最近、映画「関ヶ原」の撮影で尾道を訪れていたようで、その印象をこう語ります。「尾道って歴史がある場所じゃないですか。そこに海外からも人が集まってきたり、すごいオシャレになっていたり…言葉は悪いかもしれないですけど、“ここら辺だけすごいバブリー”だと感じました(笑)」

岡田がその時に食事に訪れたのは、岡田の知人でもある建築士の中村拓志さんが設計した「ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道」。リボンチャペルやインフィニティプールがあり、「尾道って日本でも有数なリゾートなんだ」と感じたそう。

ベラビスタがあるエリアは元々、広島の造船会社に船を発注した人の迎賓館や、レセプションパーティーをするためのホテルがあったため、建物の作りがとても豪華なのだそうです。岡田も驚いた“日本の隠れリゾート”ベラビスタなど、世界が注目する場所・尾道に、みなさんも、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

【番組情報】
番組名:「GROWING REED」
放送日時:毎週日曜 24時-25時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/

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