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シナリオアート、新作は苦労続き「寒い洞窟で…」

シナリオアート、新作は苦労続き「寒い洞窟で…」

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「BEAT PLANET」(ナビゲーター:サッシャ)。3月9日(木)のオンエアでは、シナリオアートからボーカル・ギターのハヤシコウスケさんとボーカル・ドラムのハットリクミコさんをゲストにお招きしました。

関西から上京したして約3年。3年前の12月のその日は、アパートのドアが開かないくらいの大雪だったのだとか…。そんな思い出も語ってくれたシナリオアートは、今月8日に2枚目のアルバム「Faction World」をリリースしました。アルバムタイトルは「Fact」と「Fiction」の合成語で、聴く人が「虚構」と「事実」を判断するような内容にしたいという思いがあったそうです。

ハットリさんいわく「メッセージや出てくる主人公は、実際あるのか夢なのかは聴いてもらえば分かる」というこの作品は、最初からコンセプトアルバムにしようと考え、「Faction World」という架空の世界で、収録曲11曲を11の国に見立てているそうです。

アルバム最後の「エポックパレード」を最後に持っていく前提で、そこにたどり着くように肉付けしてアルバムを制作。中でも冷たい世界観を表現した「コールドプラネット」は、洞窟で録音したという労作。栃木県の採掘場跡にある大谷資料館に行って、氷点下の地下空間で歌録りをしたことで、自然が作り出した「冷たいリバーブ」が録れたといいます。

そのほかにも「サンライトハーモニー」では、30人もの子どもたちに歌ってもらうために仲良くなるところからコミュニケーションに時間をかけるなど、各曲ごとに違った苦労があったそうです。

20人ものオーケストラをバックに演奏した「ラブマゲドン」の曲名にちなみ、「地球最後の日にどうする?」という質問にハヤシさんは「いつもと同じように過ごしつつ、伝えられなかったことを誰かに伝えに行きたいですね」と語りました。一方、ハットリさんは「一日中泣きながら、好きなものを食べますかね(笑)。ステーキとかいいですね(笑)」と正反対のコメントをしていました。

3月25日からは全国ワンマンツアーを控えているシナリオアート。ハヤシさんは「これが終わったら旅に出たい。インドに行って修行したい」とのことで、本気で悟りを開きに行きたいそうですが、実はすでにツアー後の、シナリオアートとしての展開も考えているそう。最後のトークでは早くも次作の制作もほのめかし、まさに今が充実した「制作モード」であることを感じさせるトークでした!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「BEAT PLANET」
放送日時:月・火・水・木曜 11時30分-14時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

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