ゆずの村・高知県馬路村の「ゆずレシピ」ベスト3

J-WAVEで放送中の番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「7-ELEVEN GOURMET-3」。2月6日(月)のオンエアでは、ゆずの産地、高知県の小さな村が作ったゆずの本「馬路村農協のゆずレシピ」の中から、おすすめメニューベスト3をピックアップしました。

高知県の山奥にある「馬路村」。人口およそ900人の小さな村ですが、とっても美味しい「ゆず」を作ることで有名な「ゆずの村」です。みんなで試行錯誤して作ったという「ゆずの村ぽん酢しょうゆ」は、長年、さまざまなランキングで1位を飾っています。山肌の段々畑には、鮮やかな黄色い「ゆず玉」がところ狭しと実っている馬路村、こちらのゆずの特徴を伺いました。

「ゆずの育て方に特徴がありまして、村のゆず農家の人全員が、有機栽培に準じた方法でゆず作りをしています。化学系肥料と化学系農薬除草剤は一切使用せずに、自然に近い形でゆずを作っています。馬路村は農作物を育てるのに適していないくらい斜面が多かったり山が多いですが、その分ゆずにとっては水はけが良く、朝と昼の寒暖差が激しいことも、ゆずにとっては香りとか酸味が良くなると言われています。人にとっては育てるのは大変ですが、ゆずにとっては好条件だと思います」(馬路村農協広報 本澤侑季さん)

そんなゆずには栄養が詰まっていて、疲労回復に良いとされているクエン酸が豊富。また、皮には植物ステロールがあり、動物性のコレステロールの吸収を抑えてくれる効果も期待できるそうです! そんなゆずを、皮、実、果汁とまるごと楽しめるのが「馬路村農協のゆずレシピ」です。その中からおすすめメニューベスト3を紹介してもらいました!

■「白身魚の唐揚げ おろしゆず酢かけ」
白身魚に醤油、みりん、おろし生姜で下味をつけておき、それを揚げ、その上におろしたカブとお塩入りのゆず絞りを掛けるだけのシンプルな料理。食べたときにゆずの果汁感が口の中に広がります。さらに、噛みしめると、下味のついている白身魚の旨味がちょうどゆずの果汁と合わさって絶妙なバランスになります…。ゆず汁は、さっぱりと素材の味わいを引き立ててくれます。

■「ゆず香る 鶏つくね鍋」
鶏のささみ、もも肉、ごぼう、みそ、生姜、でつくねを作るのですが、そこにおろしたゆずの皮を加えて、丸めます。スープはだし汁と塩のみのシンプルな味付け。口に入れたときにごぼうや鶏の旨味の中からゆずがふわっと口の中に広がり、それがたまらなく美味しいそうです。鍋には厚揚げや春菊を入れると相性抜群、シメはうどんやラーメンのような麺がオススメだとか!

■「ゆず豆乳ラッシー」
ゆずの皮をスライスして皮の食感を残したまま、甘く煮詰めた「ゆず茶」を使ったラッシーです。作り方も簡単で、豆乳とヨーグルトをよく混ぜておいて、まず、グラスにゆず茶を入れて、その上にゆっくりと先ほどの豆乳とヨーグルトを注いでいきます。すると、下がゆず茶の黄色で上が白いヨーグルトと豆乳になり、混ぜながら飲むことで、さっぱりとしたヨーグルトと豆乳の中に甘みが楽しめ、ゆず茶の特徴でもあるさくさくした皮の食感も同時に楽しめます。おもてなしやパーティーにもピッタリですね。

今回紹介したレシピはパルコ出版より発売されている「馬路村農協のゆずレシピ」に掲載されています。ゆずのおいしさを余すところなく活かすレシピが掲載されているので、ぜひチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:「POP UP!」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/popup/

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