宮城光、プロのバイクレーサーを目指したきっかけは?

J-WAVEで放送中の番組「GROWING REED」(ナビゲーター:岡田准一)。1月15日(日)のオンエアでは、プロオートバイレーサーの宮城光さんをゲストにお迎えしました。

今年54歳になる宮城さんは、1982年にデビューして以来、数々の日本のモータースポーツ、二輪の記録を塗り替えて早30年のベテランです。そもそも宮城さんがバイクに魅了されたきっかけは、“ヒーロー”だったそうです。宮城さんが子どもの頃、月光仮面や仮面ライダーらヒーローは皆、バイクに乗っており、ヒーローがバイクで登場するシーンを見てバイクにのめり込んでいったと言います。

またそれとは別に、16歳の頃からバンドでミュージシャンも目指していたそう。ドラムを担当していた宮城さんですが、バイクに乗ってみてそのスピード感や躍動感に魅せられ、「ロックもバイクもビートは一緒(笑)」と感じたそうです。岡田は「名言ですね」と言っていました。

しかし、20代後半の絶頂期、プライベートでバイクの単独事故を起こし、大きなケガを負ってしまいます。当時、日本ではバブルの崩壊も始まり、「復活のチャンスはアメリカしかない!」と思い、30歳のときに渡米を決意したそうです。

昨年は、米ユタ州ソルトレイク市ボンネビルの塩湖で開催されたレースに、Hondaのレーサーとして参加しました。ロケットのような、新幹線の頭部分のような、近未来的な四輪(通称ストリームライナー)で最速記録を出すために挑戦したきたそうです。Hondaの20代を中心にした若手有志チームが開発したこの四輪に乗り、「やる気のある若い世代がいっぱいいる」と感じたと言う宮城さん。

宮城さんのお話を聞き、最後に岡田は、「やっぱりロマンですね。技術者たちのロマンと、それを証明するために命をかけて進んでいくロマン。ヒーローはバイクに乗ってやってきますしね。いいなあ、俺もなんか乗りたいな。風を感じて走りたいな」とコメントしていました。

【番組情報】
番組名:「GROWING REED」
放送日時:毎週日曜 24時-25時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/

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