J-WAVEで放送中の番組「JAM THE WORLD」(水曜ナビゲーター:安田菜津紀)のワンコーナー「CASE FILE」。今週は、宇宙に存在するとされながら、詳しいことが分かっていない「暗黒物質(ダークマター)」についてお送りしています。この暗黒物質の証拠を、国際チームが発見した可能性があると明らかになりました。
そこで、12月21日(水)のオンエアでは、「暗黒物質の発見によって、どんなことが解明されるのか?」について、科学ジャーナリストの寺門和夫さんにお話を伺いました。
寺門さんによると、物理学は20世紀に非常に進歩し、今の私たちの体を作っていたり、私たちが知っていたりする、自然界の物質の成り立ちや法則はほぼ解明されたそうです。今は、さらに新しい謎に挑戦し始めた段階なのだとか。
「我々が知っているのは宇宙の5%でしかなく、科学は、新しいことが分かってくると、さらに分からないことが出てくるんです。21世紀の物理学は、20世紀の物理学が達したところの上に立って、さらに新しい謎への挑戦が始まった段階なんです」とのこと。
学問の進歩としては、暗黒物質に関するデータが出てくるのは非常に大きいことですが、これが地上の役に立つということには、なかなかならないようです。
「ただし、大事なのは学問が進歩すること。その中から新しい知恵が出てきて、我々の生活に役立つものが生まれてくるんだと思います」と、寺門さん。
つまり、暗黒物質について分かることで、すぐに私たちの生活に直接の影響があることはないそうですが、長い目で見ると、何かしらにつながるかもしれない、あるいは、その研究から派生したものから新たな発見が生まれるかもしれない…というお話でした。安田は「壮大なお話を聞いていたら、ガンダムが見たくなりましたが、暗黒物質とは関係ありませんでしたね…」と締めくくりました(笑)。
次回(22日)は、「暗黒物質がきっかけで、科学に興味を持つ子どもたちは増えるのか」をテーマにお送りします。放送は21時35分頃からです。お聴き逃しなく!
【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:平日 20時-22時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/
そこで、12月21日(水)のオンエアでは、「暗黒物質の発見によって、どんなことが解明されるのか?」について、科学ジャーナリストの寺門和夫さんにお話を伺いました。
寺門さんによると、物理学は20世紀に非常に進歩し、今の私たちの体を作っていたり、私たちが知っていたりする、自然界の物質の成り立ちや法則はほぼ解明されたそうです。今は、さらに新しい謎に挑戦し始めた段階なのだとか。
「我々が知っているのは宇宙の5%でしかなく、科学は、新しいことが分かってくると、さらに分からないことが出てくるんです。21世紀の物理学は、20世紀の物理学が達したところの上に立って、さらに新しい謎への挑戦が始まった段階なんです」とのこと。
学問の進歩としては、暗黒物質に関するデータが出てくるのは非常に大きいことですが、これが地上の役に立つということには、なかなかならないようです。
「ただし、大事なのは学問が進歩すること。その中から新しい知恵が出てきて、我々の生活に役立つものが生まれてくるんだと思います」と、寺門さん。
つまり、暗黒物質について分かることで、すぐに私たちの生活に直接の影響があることはないそうですが、長い目で見ると、何かしらにつながるかもしれない、あるいは、その研究から派生したものから新たな発見が生まれるかもしれない…というお話でした。安田は「壮大なお話を聞いていたら、ガンダムが見たくなりましたが、暗黒物質とは関係ありませんでしたね…」と締めくくりました(笑)。
次回(22日)は、「暗黒物質がきっかけで、科学に興味を持つ子どもたちは増えるのか」をテーマにお送りします。放送は21時35分頃からです。お聴き逃しなく!
【番組情報】
番組名:「JAM THE WORLD」
放送日時:平日 20時-22時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/