日本の女性に失礼…?と作曲家本人が心配した曲

J-WAVEで放送中の番組「NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…」(ナビゲーター:滝川クリステル)。今年で21回目を迎える「2016年ブラジル・ディスク大賞」。J-WAVEのホームページにて10月20日から投票を受け付けているこの大賞ですが、今年は一体どんなアルバムがランクインするのでしょうか?

11月13日(日)のオンエアでは、リスナーからの投票で決定する、ブラジル音楽の年間アルバムベスト10「2016年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムから4作品を紹介しました。

■ ナルド・ベニー「#サルニオ(#Sarnio)」
ファンキ・メロディーと呼ばれるダンスミュージックの人気シンガー、ナルド・ベニーの新作。その中から「Meu Bem」をオンエアしました。

■フェルナンダ・アブレウ「アモール・ジェラル(Amor Geral)」
スタジオ録音としては実に12年ぶりの新作アルバム。アフリカのHIP-HOPレジェンド、アフリカ・バンバーダを迎えた「Tambor」が収録されています。

■ジョアン・ドナート「ドナート・エレトリコ(Donato Eletrico)」
82歳の現在も元気に活動している、ボサノヴァのレジェンド、ジョアン・ドナートが発表したインストゥルメンタル・アルバム。オンエアではその中からオリジナル曲、「Here's JD」をお送りしました。

■クアルテート・エン・シー「ジャネーラス・アベルタス(Janelas Abertas)」
番組では、このアルバムの中の1曲「Futuros Amantes」の歌詞をご紹介しました。

来週も引き続き「2016年ブラジル・ディスク大賞」の主な候補アルバムを紹介していきます。番組サイトにある投票フォームには、およそ100タイトルのアルバムリストが掲載されています。「今年のベスト!」と思うアルバムを見つけたら、クリックして投票してみてください♪

そして今回のオンエアでは、ブラジルのシンガー・ソングライターのガブリエル・モウラさんをゲストにお迎えし、スタジオライブも披露いただきました。モウラさんは1996年、サンバとファンクをミックスしたバンド「ファロファ・カリオカ」を結成。当時は無名だったセウ・ジョルジを抜擢し、センセーションを巻き起こしました。

「子どもの頃から日本の映画や、ブラジルのテレビで放送されていた日本の変身モノのドラマが大好きで、日本という国、日本人の生活に憧れ、いつかは行ってみたいと願っていました」(モウラさん)

ファロファ・カリオカ時代に作った曲「Japonesa」は、「焼きそば」「寿司」「刺身」など彼が知っている限りの日本語がちりばめられています。しかし、歌詞の中で「日本の女性の描き方がエレガントではなく、失礼にあたるのではないか?」と心配していたそうですが、今回の来日でこの曲が日本で話題になっていると聞き、ホッとしたそう(笑)。

ファンキーなリズムとサウンドに、作った本人も「心配」になるほど(笑)、けっこうぶっ飛んだ歌詞が乗せられていてとても面白い曲です。ぜひチェックしてみてください♪

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…」
放送日時:毎週日曜 17時-17時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/saude/

関連記事