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Rie fuが驚いたシンガポールの音楽シーンとは

Rie fuが驚いたシンガポールの音楽シーンとは

J-WAVE土曜19時からの番組「ANA WORLD AIR CURRENT」(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。7月9日のオンエアではシンガーソングライターのRie fuさんをお迎えし、2014年から約2年間過ごしたシンガポールのアートや食文化について伺いました。

さまざまなアジアの文化が融合したシンガポール。これからの経済成長を期待されていますが、国の歴史も50年とまだ浅いため、文化面にも力を入れているそうです。そんなシンガポールのイーストコーストエリアに住んでいたというRie fuさん。海の近い街に住んでいたそうで、貿易船が多く停泊している貿易港からマリーナベイ・サンズまで、サイクリングをして過ごす生活をしていたのだとか。

また、音楽以外でも精力的にアートに挑戦。シンガポールでは日本大使館のクリエイティブセンターの方と知り合い、昨年は風景画の個展を開いたのだとか。テーマは、「工事現場」。クレーン車や働く人々の「風景だけど常に完成に向かっている」という部分に興味を持ち、描き始めたそうです。個展では、日本の工事現場とシンガポールの工事現場の風景画を展示、地元のシンガポールの方も集まり、ライブをしたりとアットホームな個展になったそうです。

ライブといえば、シンガポールにはミュージック・バーが多いのだとか。ライブ音楽を聴きながら飲食が出来るバーで、そこでRie fuさんはあるバンドに、その場で話しかけてセッションしたそうですが、なんと今年の1月のRie fuさんのワンマンライブでは、今度はバックバンドとして参加してもらったのだとか。

「マレーシア人とかインド人系の人たちなんですけども、私も住んで2年くらい経っていたので、肌がもうそれに馴染むくらい、全然違和感ない雰囲気になって(笑)」

そんなRie fuさんですが、シンガポールの音楽シーンの独特さには、驚きを隠せないようです。

「ローカルな伝統音楽が多いのかな?と思ったら、意外と、アメリカのビルボードTOP40みたいな音楽が多かったり…。気候は暖かいので、レゲエとかダブとか似合う気候なんですけど、そういうのやっている人は全然見かけないですね」

エリート志向の強い国だそうで、アーティストよりも音楽の先生になる人の方が多いのだとか。そんなシンガポールの音楽シーンの今後に、Rie fuさんは期待を寄せているそうです。

Rie fu:これからもっともっと、枠を飛び越えて、エキセントリックなものができてくるといいかなって、個人的には楽しみにしていますね。

葉加瀬:歴史の流れ的にはそういうのが生まれてくるよね。いろんな音楽を取り入れていって、それが熟していくと、そういう精神的なものが必ず生まれてくるからね。

Rie fu:いろんなアジアの文化が混ざっているので、地元のアートスクールでビックリしたのが、ガムランのインドネシアの楽器が部屋中にワーっと並んであって、その環境はいいなと思いましたね。

7月6日には、デビュー10周年で10枚目のアルバム「O」が発売されたRie fuさん。MVやジャケットもアジアを巡る旅の中で、出会った人や風景を元に作られたそう。「どんな環境でも国でも共通する笑顔になれる愛や優しさ、そんな大きな共通点を発見することが旅です」と旅への思いを語るRie fuさん。そんな想いが込もったアルバム「O」は、絶賛発売中。ぜひチェックしてみてください!

【関連サイト】
「ANA WORLD AIR CURRENT」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/worldaircurrent

清木場俊介「気づいたらEXILEだった」(2016年06月23日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/exeie.html

藤巻亮太、ヒマラヤで「3月9日」歌うも途中でやめる(2016年05月22日)
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/39.html

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