小説家・尾崎世界観 処女作『祐介』について語る

J-WAVE月曜-木曜の深夜1時からの番組「SPARK」。月曜担当のナビゲーターは尾崎世界観(クリープハイプ)。7月4日のオンエアでは、6月30日に発売された処女作『祐介』について“小説家・尾崎世界観”が語りました!

冒頭で「今年の下半期はペン1本で生きていこうかな」と早速、小説家気取り(笑)の尾崎世界観ですが、小説を読んだ人から勘違いされることが多く悩んでいるそうです。

“半自伝”という謳い文句で発売された今作、尾崎が体験したことを過剰に書いているため、ドキュメンタリーと勘違いされることもあり、「読んでくれた人は分かると思いますが、あんな人生を送ってたら、今ここで喋ってはいられない」と語りました。

「18~22歳頃に感じたことを書いたんですが、いろんな出来事があって嫌なことがすごく多かったし、(小説に)書いていることもそういうことなんですが…でも、書きながら思い返すと楽しいこともいっぱいあって。

どうしようもない人がいっぱい出てくるんですが、そういう人が印象に残っているし、今、音楽をやることを支えてくれているんです。優しかった人より、意地悪で腹が立つ存在の方が今でも思い出すし、書きたいなあと思いました。思い切って、意地悪に滑稽に書いたりしました。それこそがそういう人に対する敬意だと思っています」

また、この小説を読んだ人にクリープハイプの歌詞を今一度注目してほしいと語りました。さらに尾崎自身は小説を書いたことによって、より音楽をやっていきたいと感じたそうです。

そして番組後半には、クリープハイプの新曲「アイニー」も初オンエアされました。こちらは今年9月に発売予定のアルバムに収録されます。

ミュージシャン、そして小説家としてもますます注目の尾崎世界観の「SPARK」。これからも要チェックです!

【関連サイト】
「SPARK」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/spark/

尾崎世界観 自分の過去についての質問は「小説を読んで」(2016年06月28日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/post-1837.html

尾崎→aiko aiko→尾崎 お互いの好きな曲とは?(2016年06月14日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/aiko-aiko.html

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