畑がシートで届く? 斬新すぎる家庭菜園キット

J-WAVE月曜ー木曜朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI THINKING THE NEW STANDARD」。6月22日のオンエアでは、アメリカで開発された家庭菜園サポートキット「Seedsheet」を紹介しました。

自宅の庭で花や野菜を育ててみたいな…と思ったことがある方もいらっしゃるかと思います。しかし「ちょっと憧れますが、それにかかる作業がめんどくさくて途中で挫折する、という人も多いようですね」と別所も言うように、農作業は実際とても手間がかかります。

しかしこの「Seedsheet」は簡単に家庭菜園を始めることができるサービス。「育てたい畑を1枚のシートにして丸ごと自宅に届けてくれる」ので、ユーザーはこのシートを畑に敷いて水を与えるだけでいいのです。

絨毯のような薄いシートには、すでに種と肥料が入った“ポッド”が埋め込まれています。さらにシートには雑草が生えてきにくい加工がされていて、育てている間も草むしりなどの作業はほとんどしなくて良いですし、種と肥料が入っているポッドは環境に優しい水溶性のため、水をあげているうちに溶けてなくなります。

そしてこの「Seedsheet」、シートで売られているからこそできる「育てる野菜や花の組み合わせによって、いろいろなパッケージを作る」ことができます。これはどういうことなのか、一例を挙げると…

ホウレン草、小松菜、ルッコラなど、スムージーとしてよく使われる野菜を組み合わせた「スムージー・シート」。トマト、ブロッコリー、バジルなどを組み合わせた「ピザトッピング・シート」。

と、いうように用途に合わせて必要な野菜を組み合わせて育てることで、より野菜作りの楽しみを味わうことができるのです。

今後はこのサービスを、もっと一人ひとりのニーズに合わせたものにしようと、現在、畑のデザイン設計ツールも開発中だそうです。パソコンでソフトを起動して自分の家の郵便番号を入力すると、なんとそこの気候に合った野菜や果物がリストアップされ、育てたいものを指定するとポッドを自動的にレイアウトしてくれるのだとか!

この「Seedsheet」の開発者は、開発のきっかけについて「栽培の知識やスキルのない人でもプロセスを簡単にすることで、まずは家庭菜園の魅力を知ってもらいたいんです」と話します。

最後に別所も「畑をパッケージとして売り出すという斬新なアイデア。みなさんならどんな畑をデザインしてみたいですか?」と問いかけていました。あなたもオリジナルの畑をデザインして、“自産自消”を始めてみては?

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

マンション暮らしでも今日からできる「イエナカ菜園」(2016年04月16日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1391.html

世界No.1ガーデナーが教える「室内ガーデニング」5つのコツ(2015年06月01日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2015/06/-5.html

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