J-WAVE土曜朝8時からの番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・鷲尾春果)のワンコーナー「ENTERTAINMENT LUNCHBOX」。6月11日のオンエアでは、話題のバンド、never young beachから安部勇磨さん(Vo&Gt)、鈴木健人さん(Dr)をゲストにお迎えしました。
never young beachは2014年に結成。安部さんと松島皓(Gt)さんの2人でスタートしたとのことですが、現在の5人編成になるまではどういった経緯があったのでしょうか。
「(結成してすぐは)宅録をしてたんですけど、ライブが先に決まっちゃって、でもいざ決まってもバンドメンバーがいないってなって! その宅録の音源をYouTubeとかに上げたり、Twitterで募集をかけたら、反応してくれたのがあとの3人ですね」と安部さん。
そのときに加入した鈴木さんは「正直、僕は意識が足りてなかったですね(笑)。アルバムとかを出すときまでは軽い気持ちで、プロ意識があまりないヤツだったんですよ(笑)」とのこと。
安部さんは宅録をしていた時から、プロ志向だったのでしょうか?
「プロとか以前に、自分のやってることは100パーセントやりたくて。プロかどうかはどうでも良かったんですけど、大学生のコピーバンドじゃないんだし、自分たちでやりたくてやってんだから、なめんじゃねーぞ、というのはすごい思ってました」(安部さん)
それゆえ、軽い気持ちだった鈴木さんに…「楽しくやるのはもちろんだけど、そういう“適当が楽しい”は楽しいでもなんでもねぇからふざけんじゃねー! みたいなことを、出会って多分2回目くらいの電話でめっちゃキレました(笑)」と安部さん。これには渡辺祐も「厳しいですねえ…!」とびっくり。しかしその結果、意識が高まったので良かったと、鈴木さん。
そして、話はnever young beachの音楽について。70年代テイストが色濃く出ている雰囲気のサウンドですが、安部さんはその雰囲気はサウンドではなく歌詞が要因だと話します。
「バンド自体のアレンジとかは70年代というわけでもなく、すごい“今っぽい”と思ってて。そういう70年代を連想したりするのは、世界観、歌詞とか。普遍的なことを歌おうとは思っています」と安部さん。
これを受けて渡辺は「never young beachの特徴の一つは、歌詞がものすごく聴きやすいんです。ものすごく入ってくる。それが70年代の雰囲気なのかもしれない」とのこと。
これについて安部さんは、「そうですね。そういう素晴らしい昔の音楽とかは、いつの時代にもフィットすると思うので。僕もそういうのが好きで、10年20年経っても聴けるようなものがいいなと思っているので、そういう意識ではやっています」(安部さん)
6月8日に待望のセカンド・アルバムがリリースされたのですが、そのタイトルが「fam fam(ファムファム)」。どういった意味なのでしょうか。
「これはですね、“fam”っていう言葉一つで家族だったり、大切な仲間とか友人の意味があるんですけど、それを“fam fam”にすると語感がいいので、そういうタイトルになりました。“家族、仲間”って意味ですね」と説明してくださった鈴木さんなのですが…
「あぁ、そこを重く言っちゃう感じだ」と安部さんからツッコミ。それに「でも、そんな押し付けがましくは言いたくないんですよ」と鈴木さん。実は安部さんの中では、もうちょっと軽い、くだけた感じの“仲良し”のようなイメージなのだそうです。やはりまだ鈴木さんに対しては厳しいところが残っているようですね(笑)。
そんな「fam fam」ですが、ファンや周囲の反応について「ファーストよりも良いって言ってくれる人もいっぱいいて、作ってよかった」と安部さん。出すまでは不安だったそうです。レコーディングはあっという間に楽しく終わったそうで、少し寂しいくらいだったとか。
ちなみに、ドラムの鈴木さんは前回のファーストのレコーディングが生まれて初めてのレコーディング体験だったそうで、「ドラムを叩き終わった瞬間に、『あぁ』とかしゃべっちゃってたんですよね」(鈴木さん)。本当は終わったら数秒の無音を作らないといけないらしく、それを知らなかったため、エンジニアさんに怒られていたそうです(笑)。
「2回目にもなると、そういうのもなくて、よりドラムに向かい合えましたね(笑)」(鈴木さん)
ファーストと今回のセカンドを聴き比べて、鈴木さんの成長ぶりを確かめるのもおもしろそうですね(笑)。若者世代にとっては新鮮、中高年世代には懐かしいという、世代を超えて楽しめるnever young beachの音楽。まだ聴いたことのない方はぜひ!
【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
SWANKY OCEAN ACOUSTIXはパンクなのか?(2016年05月21日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/swanky-ocean-acoustix.html
Drop's中野、影響を受けた渋すぎるアーティスト(2016年05月28日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/drops.html
never young beachは2014年に結成。安部さんと松島皓(Gt)さんの2人でスタートしたとのことですが、現在の5人編成になるまではどういった経緯があったのでしょうか。
「(結成してすぐは)宅録をしてたんですけど、ライブが先に決まっちゃって、でもいざ決まってもバンドメンバーがいないってなって! その宅録の音源をYouTubeとかに上げたり、Twitterで募集をかけたら、反応してくれたのがあとの3人ですね」と安部さん。
そのときに加入した鈴木さんは「正直、僕は意識が足りてなかったですね(笑)。アルバムとかを出すときまでは軽い気持ちで、プロ意識があまりないヤツだったんですよ(笑)」とのこと。
安部さんは宅録をしていた時から、プロ志向だったのでしょうか?
「プロとか以前に、自分のやってることは100パーセントやりたくて。プロかどうかはどうでも良かったんですけど、大学生のコピーバンドじゃないんだし、自分たちでやりたくてやってんだから、なめんじゃねーぞ、というのはすごい思ってました」(安部さん)
それゆえ、軽い気持ちだった鈴木さんに…「楽しくやるのはもちろんだけど、そういう“適当が楽しい”は楽しいでもなんでもねぇからふざけんじゃねー! みたいなことを、出会って多分2回目くらいの電話でめっちゃキレました(笑)」と安部さん。これには渡辺祐も「厳しいですねえ…!」とびっくり。しかしその結果、意識が高まったので良かったと、鈴木さん。
そして、話はnever young beachの音楽について。70年代テイストが色濃く出ている雰囲気のサウンドですが、安部さんはその雰囲気はサウンドではなく歌詞が要因だと話します。
「バンド自体のアレンジとかは70年代というわけでもなく、すごい“今っぽい”と思ってて。そういう70年代を連想したりするのは、世界観、歌詞とか。普遍的なことを歌おうとは思っています」と安部さん。
これを受けて渡辺は「never young beachの特徴の一つは、歌詞がものすごく聴きやすいんです。ものすごく入ってくる。それが70年代の雰囲気なのかもしれない」とのこと。
これについて安部さんは、「そうですね。そういう素晴らしい昔の音楽とかは、いつの時代にもフィットすると思うので。僕もそういうのが好きで、10年20年経っても聴けるようなものがいいなと思っているので、そういう意識ではやっています」(安部さん)
6月8日に待望のセカンド・アルバムがリリースされたのですが、そのタイトルが「fam fam(ファムファム)」。どういった意味なのでしょうか。
「これはですね、“fam”っていう言葉一つで家族だったり、大切な仲間とか友人の意味があるんですけど、それを“fam fam”にすると語感がいいので、そういうタイトルになりました。“家族、仲間”って意味ですね」と説明してくださった鈴木さんなのですが…
「あぁ、そこを重く言っちゃう感じだ」と安部さんからツッコミ。それに「でも、そんな押し付けがましくは言いたくないんですよ」と鈴木さん。実は安部さんの中では、もうちょっと軽い、くだけた感じの“仲良し”のようなイメージなのだそうです。やはりまだ鈴木さんに対しては厳しいところが残っているようですね(笑)。
そんな「fam fam」ですが、ファンや周囲の反応について「ファーストよりも良いって言ってくれる人もいっぱいいて、作ってよかった」と安部さん。出すまでは不安だったそうです。レコーディングはあっという間に楽しく終わったそうで、少し寂しいくらいだったとか。
ちなみに、ドラムの鈴木さんは前回のファーストのレコーディングが生まれて初めてのレコーディング体験だったそうで、「ドラムを叩き終わった瞬間に、『あぁ』とかしゃべっちゃってたんですよね」(鈴木さん)。本当は終わったら数秒の無音を作らないといけないらしく、それを知らなかったため、エンジニアさんに怒られていたそうです(笑)。
「2回目にもなると、そういうのもなくて、よりドラムに向かい合えましたね(笑)」(鈴木さん)
ファーストと今回のセカンドを聴き比べて、鈴木さんの成長ぶりを確かめるのもおもしろそうですね(笑)。若者世代にとっては新鮮、中高年世代には懐かしいという、世代を超えて楽しめるnever young beachの音楽。まだ聴いたことのない方はぜひ!
【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/
SWANKY OCEAN ACOUSTIXはパンクなのか?(2016年05月21日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/swanky-ocean-acoustix.html
Drop's中野、影響を受けた渋すぎるアーティスト(2016年05月28日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/drops.html