郷ひろみ 誕生のきっかけは母のスパルタな一言

J-WAVE日曜朝9時からの番組「SMILE ON SUNDAY」。その中のコーナー「CHINTAI TOKYO DISTRICT」(ナビゲーター:秋元梢)。6月5日のオンエアには郷ひろみさんが登場。歌手生活44年となる郷さんのデビュー秘話や、思い出の街についてお聞きしました。

昔は、芸能界はなりたいと思ってなれるような世界ではなく、はるか遠くに燦然と輝く星のような人たちがスターであり、そこに自分が入っていけるとは微塵も思わなかった…という郷さん。実は郷さん自身、芸能界に憧れたことはなかったそうです。

郷さんが芸能界に入るきっかけは、郷さんの近所の方が、とある映画のオーディションに、郷さんの写真を勝手に送ったことでした。オーディションを受けるために銀座に向かった郷さんでしたが、途中で怖気づいてしまったそうです。そこで郷さんが母親に「やっぱり行きたくない」と言ったところ、返ってきた言葉は…

「アンタは九州の男だから、やると言ったら最後までやるのが九州の男だから行きなさい。行ってからやめよう」

というものでした。郷さんはオーディションを受けてこの世界に入りましたが、母親がこの言葉を発していなかったら、歌手・郷ひろみは誕生していなかったかもしれません。郷さんはデビュー以来、スター街道を走り抜けているイメージがありますが、そこに戸惑いはなかったのでしょうか。

「思うに、科学者と呼ばれる人たちは、疑がってかかかるところから発明や発見が生まれていくと思うんです。僕たち歌手は、歌うことではなくて“否定”から生まれていくのではないかと思っています。自分のステージに満足せず、どれだけ自分に足りないことがあるのかという“否定”ができるからこそ、大きくしていけるのではないかと思います」

郷さんには「これで良い」と思う瞬間が訪れないそうです。「100点のパフォーマンスができたと思うのは、4年の中で1曲あるかないかです」と郷さん。自分の否定的な部分を見ることによって、自分のモチベーションを上げて、進化につなげることができるそうです。

そんな郷さんの思い出の街はニューヨーク。郷さんが初めてニューヨークを訪れたのは19歳のときでした。そこでダンスやボーカルのレッスンを受けた郷さんはカルチャーショックを受けて「ここで自分を変えていかないと、自分は存在しなくなる」と思ったそう。ニューヨークで3年間生活した時期もありました。

「ニューヨークは、学ぼうと思えばどんなことから何でも学べるところです。世界最高峰のものも揃っています」

と、足りないものを意識して学ぼうとする郷さん。

「これでいいと思ってしまった瞬間に、もうそれ以上はないんです。『もっと何かいいものがあるのではないか?』と思えたときに、上を向けるんです。時間がかかるし、強い意志も必要だけど、そこに向かって自身を高めていくしか成長はできないんです。疲れると質の高い睡眠につながるのと同様、どうせ生きるなら質の高い生き方をしたほうが得です」

郷さんの話を聞いた秋元梢は「私も考え直さないと」とポツリと一言。しかし、郷さんによると、これはあくまでも生き方の一つであって、人それぞれ違うため、どれが参考になのかを見つけて生きていく方がいいのでは…と補足していました。

101枚目のシングル「IRREGULAR」は絶賛発売中。全国ツアーも6月19日から始まります。詳細は公式サイトにてご確認を。「足を運んでくれるファンの人たちがいなかったら、僕は存在していなかったかもしれません」という郷さん。常にファンを大切にする気持ちは変わりません。

【関連サイト】
「CHINTAI TOKYO DISTRICT」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/district/

郷ひろみ 99枚目のシングルでヒャダインにすがる?(2014年06月22日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2014/06/post-755.html

人気スタイリスト祐真朋樹 驚きの私服の量を明かす(2016年05月15日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1586.html

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