J-WAVE金曜朝6時からの番組「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「antenna* THE HIDDEN STORY~CURATING@NOW~」。5月6日のオンエアでは、「母の日」目前ということで、“花”をテーマにお送りしました。
中目黒駅から、山手通りを目黒通り方面に歩いて7、8分のところにある、花をたくさんのせた三輪自転車が目印のフラワーショップ「hana-naya」。“ハナヤ”ではなく“ハナナヤ”。この名前にはどんな思いが込められているのでしょうか? 店主の白川崇さんお話をお聞きしました。
花屋さんは、はっきりと買う意思がある時にしか入らず、見るだけなど、買うつもりがないとなかなか入らないもの。しかし、白川さんは…。
「でも、たとえば、仕事帰りに花屋さんに寄ってちょっとだけ背伸びをして帰るとか、花屋って、もっといろんな使い方をしていただけるといいと思います。小屋のような納屋のような、気軽に誰でも、どんな時でも入っていただけるようになるといいなと思って納屋とつけたり」(白川さん、以下同)
「花の納屋」という意味だったんですね。また、農家の人が花を収穫して、それを最初に保管しておくのが納屋なので、鮮度の高いものを置いているというイメージも込められているそうです。
「hana-naya」の特徴の一つが“三輪自転車に乗って外でも販売”をしていること。その理由は、白川さんが以前、花にまつわるレッスンをしていた時にありました。
「『ここのレッスンに来るのに3年かかった』『2年かかった』という方たちがいて、『どうしてですか?』って聞くと、ある人は目が見えない、ある人は心の病とか、足が不自由とか、いろんな理由で大好きすぎるお花のスペースに来られない」
このことを知った白川さんは、同じような人たちが、実はすごく多くいるんだろうなと思い、できたらデリバリーをメインに仕事をしたいと思ったそうです。
「花屋って元々の原型は店を持って商売することじゃなくて、女性の方が花をかついで売り歩く『ひき売り』というスタイルが原形ということで、ちょっとでも伝統を引き継げると心地いいなという勝手な思いで(笑)」
様々な理由で“大好きな花に会えない”、そんな寂しいことはありませんよね。そんな声に応えるカタチで、hana-nayaは移動販売というスタイルに辿り着きました。
「母の日」に、カーネーションを贈る方も多いと思いますが、白川さんから、こんな提案をいただきました。
「お花を贈る、選ぶことってすごく大切なことと思います。これがお母さんにすごく似合うなって一生懸命考えて、こんなイメージで、こんな雰囲気で、こんな環境で飾ってくれるとお母さんが落ち着くんじゃないかなとか、いろんなことを考えて選んでもらうのが一番の贈り物になると思います。なので、花屋に行ったときに、『あ、これ!』と思ったものを贈られるといいと思います」
たとえばオススメなのが、“ハーブ系のブーケ”。ミントやローズマリーなど、グリーンが多いとちょっと地味に見えるかもしれませんが、お母さんにそれを振ってもらうと、香りがフワっと舞うのだそう。
今年の母の日、ちょっといつもと違う感じのものをと考えている方は、この"見るブーケじゃなくて香るブーケ"を贈ると、ステキなサプライズになるのではないでしょうか。少し照れくさくても、母への感謝の気持ちは伝えたいものですね。
【関連サイト】
「〜JK RADIO〜TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/
中目黒駅から、山手通りを目黒通り方面に歩いて7、8分のところにある、花をたくさんのせた三輪自転車が目印のフラワーショップ「hana-naya」。“ハナヤ”ではなく“ハナナヤ”。この名前にはどんな思いが込められているのでしょうか? 店主の白川崇さんお話をお聞きしました。
花屋さんは、はっきりと買う意思がある時にしか入らず、見るだけなど、買うつもりがないとなかなか入らないもの。しかし、白川さんは…。
「でも、たとえば、仕事帰りに花屋さんに寄ってちょっとだけ背伸びをして帰るとか、花屋って、もっといろんな使い方をしていただけるといいと思います。小屋のような納屋のような、気軽に誰でも、どんな時でも入っていただけるようになるといいなと思って納屋とつけたり」(白川さん、以下同)
「花の納屋」という意味だったんですね。また、農家の人が花を収穫して、それを最初に保管しておくのが納屋なので、鮮度の高いものを置いているというイメージも込められているそうです。
「hana-naya」の特徴の一つが“三輪自転車に乗って外でも販売”をしていること。その理由は、白川さんが以前、花にまつわるレッスンをしていた時にありました。
「『ここのレッスンに来るのに3年かかった』『2年かかった』という方たちがいて、『どうしてですか?』って聞くと、ある人は目が見えない、ある人は心の病とか、足が不自由とか、いろんな理由で大好きすぎるお花のスペースに来られない」
このことを知った白川さんは、同じような人たちが、実はすごく多くいるんだろうなと思い、できたらデリバリーをメインに仕事をしたいと思ったそうです。
「花屋って元々の原型は店を持って商売することじゃなくて、女性の方が花をかついで売り歩く『ひき売り』というスタイルが原形ということで、ちょっとでも伝統を引き継げると心地いいなという勝手な思いで(笑)」
様々な理由で“大好きな花に会えない”、そんな寂しいことはありませんよね。そんな声に応えるカタチで、hana-nayaは移動販売というスタイルに辿り着きました。
「母の日」に、カーネーションを贈る方も多いと思いますが、白川さんから、こんな提案をいただきました。
「お花を贈る、選ぶことってすごく大切なことと思います。これがお母さんにすごく似合うなって一生懸命考えて、こんなイメージで、こんな雰囲気で、こんな環境で飾ってくれるとお母さんが落ち着くんじゃないかなとか、いろんなことを考えて選んでもらうのが一番の贈り物になると思います。なので、花屋に行ったときに、『あ、これ!』と思ったものを贈られるといいと思います」
たとえばオススメなのが、“ハーブ系のブーケ”。ミントやローズマリーなど、グリーンが多いとちょっと地味に見えるかもしれませんが、お母さんにそれを振ってもらうと、香りがフワっと舞うのだそう。
今年の母の日、ちょっといつもと違う感じのものをと考えている方は、この"見るブーケじゃなくて香るブーケ"を贈ると、ステキなサプライズになるのではないでしょうか。少し照れくさくても、母への感謝の気持ちは伝えたいものですね。
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