iPhone6の使い心地は? Apple Watchで最強の組み合わせに

J-WAVE金曜夕方の番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。9月19日のオンエアでは、発売されたばかりのiPhone6と iPhone6 Plusについて、ITジャーナリストの林信行さんに話を聞きました。

実はiPhone6の実機を、新製品発表会の直後からアップルから貸し出されていたという林さん。すでに1週間ほど使い込んでいるとのこと。iPhone6を実際に使ってみて、どんなところが進化したと感じたのでしょうか。

「すぐに見て分かるように、iPhone6は画面が大きくなっています。小さい方の機種でも、以前のものより画面が大きいんですね。最初は違和感を抱くかもしれないんですが、これは2、3日使うと慣れてくるんです。胸ポケットなんかに入れると、さすがにはみ出てしまいますが、カバンに入れて持ち歩くのにはいいのかなと。それからすごく薄くなっていて、角の部分も丸くなっているので、持っていてすごく気持ちがいい。そして実際に持ってみると、この巨大さでありながら、すごく軽いんですね」(林さん)

大きいというのはもっぱら評判でしたが、持ちやすさも兼ね備えているんですね。ちなみに機能面ではどうかというと、「通信のスピードや処理のスピードが上がっていて、ゲームをしていても表現力があがっているんです。それからバッテリーも良くなっているし、カメラも良くなっていますね」(林さん)とのこと。

サイズが大きく違うiPhone6とiPhone6 Plusですが、この二つにはほかにどんな違いがあるのでしょうか。

「一番大きく違うのはカメラの部分で、iPhone6 Plusの方が、カメラが良くなっているんですね。例えばビデオを撮るときには手振れ補正の機能がついています。またiPhone6 Plusだと、たとえばメールを起動すると、左にメールの一覧が出て、それを選択すると右に詳細が出る、といったようなレイアウトになるので、画面が大きい分使いやすいんですよね」(林さん)

ここで渡部さんが「今回アップルはなんで画面を大きくしたんですかね?」と質問。するとこんな回答が。

「スマホ全体のトレンドとして画面が大きい方が、動画が見やすかったり、操作しやすくなるというトレンドがあったんです。でもアップルの狙いはそれだけじゃないのではないかと。今回アップルはiPhone6 と同時に腕時計型のApple Watchを発表したんですね。これからはあまり歩きスマホはせずに、ちょっとしたメールのやりとりなんかはApple Watchで済ませましょう、というメッセージなのかなと」(林さん)

なるほど、Apple Watch で移動中はメールチェックをして、iPhone6はバッグに入れて持ち運ぶ、というスタイルを提案しているんですね。これが定着すれば、歩きスマホも格段に減っていきそうですね。

【関連サイト】
「GOLD RUSH」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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